前回、大ピンチに陥った鳴海としろがね。
勝も叔父の暴力の前に、どう対抗してみせるのか。
感想です☆



勝第14幕   「奈落」



※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎

勝(まさる)を探し、屋敷内を走る鳴海(なるみ)としろがね。
その時、鳴海はゾナハ病の発作が始まってしまう。
またしろがねも屋敷のからくりによって、奈落に落とされてしまうのだった。

間一髪、しろがねの手をつかむ鳴海。
だがしろがねは自分のことは放って、先に進めと突き放す。
そんな彼女に対して、鳴海は言うのだった。
「自分の命が惜しくないヤツに、他人の命の重さが分かる訳ない」
と。
そうして2人は奈落の底へ落ちていくのだった。

一方勝は、叔父の善治(ぜんじ)に捕らえられていた。
それでも気丈に抵抗を見せる勝。
だがそんな彼に、最悪の報せが届く。
鳴海としろがねがからくりにかかって死んだというのだ。
嘘だ、と叫ぶ勝を、善治はモニター室へ連れていくのだった。

その頃ー鳴海としろがねは奈落の底に落ちたものの、2人共無事だった。
だがしろがねは気を失い、眠っていた。
そして・・夢を見ていた。
幼い頃の彼女が、涙を流しながら、あるるかんの操りを習う姿・・。
その横には3人の老婆がいて、彼女たちはしろがねに厳しく特訓を課しているのだった。

その後、しろがねは目を覚ます。
そして彼女は、鳴海が自分をかばって大けがをしたことに気付く。
おまけにゾナハ病の発作で、もはや動けない鳴海。
そんな姿にしろがねは、自分でも発作をしずめることはできるだろうか・・と申し出るのだった。



鳴海たち、大ピンチ!!

結構ケガがひどそうですねー。
ざっくり切れてるカンジかな。よく助かったと思います。

これにはさすがのしろがねも胸が痛むようで・・ってか、これで何も感じなかったら、それこそ人形ですよね(^^;)


そして、しろがねの過去?が少し明らかに。
あんな小さな頃から、人形あやつりを訓練してたんですね。
横にいた老婆の一人が、勝の乳母だった祖母なんですかね?
思ったより大分、冷たそうな印象を受けました・・。

勝への態度から、彼女が本望で勝の守り人となったのかと思いましたが、この回想を見ると少し違う気もしますね。
そもそも勝の因縁は、しろがねがこんなに小さいときからあったのでしょうか。


う~ん、まだまだ謎が多いですね。
次回も気になります!!