アニメも、軽井沢編クライマックスでしたね!!
力の入った作画に、胸が熱くなりました。

感想です☆



からくりサーカスアニメ第4話   「コラン」


※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎

「お代はいかほど頂けるんでー」
勝(まさる)からの提案に乗る、阿紫花(あしはな)。
彼は10億円で勝側につくことを決めたのだ。

それは、勝が持ち出した父のファイルを見たからだった。
才賀の計画を知った阿紫花たちは依頼主を裏切ることに決めたのだ。


そして、勝たちはグリモルディを使い、叔父の善治(ぜんじ)の元に再び戻る。
鳴海(なるみ)たちを助けるよう迫る勝。
だがその頃、鳴海達は誘拐組の人形つかいによって、ピンチに立たされていた。

形勢は逆転。
善治は再び勝に、養子になるよう迫る。
攻撃を受ける鳴海たちの姿を見た勝は、それを了承するのだった。

養子になるのと引き換えに、鳴海たちの解放を要求する勝。
善治はそれを承諾し、塔の上で解放すると言う。
2人もそこへ移動しようとするが、その時阿紫花が割って入る。

彼が言うには、善治は嘘をついていると言う。
才賀の事情を知った2人を、生きて返すわけがないのだと。
驚き詰め寄る勝に、善治は鳴海たちは塔から突き落とすつもりだと伝えるのだった。

その言葉に、怒りのスイッチが入る勝。
彼は以前に見た鳴海の拳法を思い出し、善治の足に攻撃を食わせるのだった。

そうして善治の手から逃れた勝は、阿紫花と共にグリモルディを使い、屋敷から塔へ飛び移ろうと計画する。
距離やスピードを考慮して計画する勝に、驚きながらもついていく阿紫花。
2人は塔へと飛び移るのだった。


その頃、捕まった鳴海としろがねは、檻に捕らわれていた。
その檻の中で、しろがねは過去の記憶を思い出して、震えだす。

彼女は子どもの頃狭い部屋に閉じ込められていた。
そしてその窓からは、人形を操る手が見えていたというのだ。

それがトラウマになり恐怖するしろがね。
そんな彼女に、鳴海は肩を抱いて言い聞かせる。
「笑ってみろ。笑えば、どんなおっかないことも吹っ飛ばせる」と。

その言葉に、しろがねは勝の祖父のことを思い出す。
同じく小さい頃に彼に会ったしろがねは、彼にこう言われたのだった。

「笑ってごらん、しろがね。今は人形でも、いつか笑える時が来る。人間なのだから」

「そのためには勝を守るんだ。そうすればお前は人形じゃなくなる」

その言葉と同じくらい温かい鳴海の腕。
いつのまにかしろがねの恐怖は和らぎ、温かい気持ちがあふれてくるのだった。


一方、勝たちは塔へと飛び移っていた。
だが勢いがつきすぎて、止まらないグリモルディ。
するとーそれを勝は操って、止めてみせる。

驚く阿紫花。
2人はそのまま中に滑り込み、床を破って鳴海たちの元へ落ちるのだった。


ようやく再会する3人。
だが誘拐組の山仲(やまなか)は勝を狙い、その腕を切ろうとする。
自分の腕を差し出しても、彼を守ろうとするしろがね。
そして、その上に鳴海がかぶさるー


彼は山仲の人形「ダクダミィ」を粉砕し、拳法で檻を破壊するのだった。


その力は怒りによって、増幅していた。
山仲を倒し、更に残りの誘拐組の面々も次々に倒していく鳴海。
いつも誰かのために怒り、戦っている鳴海。
そんな彼を見て、しろがねはうらやましいと感じるのだった。


と、その時残りの2人の人形つかいによって、鳴海としろがねは攻撃を受けてしまう。
負傷する2人は、勝に逃げるよう叫ぶ。

その光景に恐怖する勝。
彼は一旦逃げようとするが、思いとどまる。

そしてーしろがねの手からあるるかんの糸を取るのだった。

糸を繰り、あるるかんを立たせる勝。
その光景に皆が呆気に取られているうちに、勝は見て覚えたしろがねの技を繰り出す。


それはあるるかんの技「コラン」だった。


誘拐組の人形を吹っ飛ばす勝。
が、その時ついに爆弾が爆発してしまう。


慌てて逃げ出す面々。
鳴海たちも、阿紫花の計らいによって、ロープを伝って脱出することにする。
が、床が抜けて勝が落ちてしまう。
更に、最悪のタイミングでゾナハ病の発作が鳴海を襲う。

足を負傷しているしろがねを先に行かせ、勝を助けに行こうとする鳴海。
しろがねは彼のために笑おうとするが、笑えずに苦しむ。
そんな彼女を見て、鳴海は笑みを漏らすのだった。


そうしてー先にしろがねを行かせて、下に降りる鳴海。
彼は燃え、落ちてくる建物から勝をかばう。
爆発が続くなか、鳴海は勝に語って聞かせる。

「いつでも笑ってろ。そして笑うべきだと分かったときは、泣くもんじゃない」

それを最後に、勝は意識を失うのだった。



その後ー爆発は止み、勝は意識を取り戻す。
彼は鳴海に抱かれているのに気づき、生きてる喜びを伝えようとしたがー


そこには、鳴海の片腕だけしかなかった。


驚愕し、泣き叫ぶ勝。
鳴海は消えてしまったのだった。



わああああああああ!!!!

知ってたけど!改めて見ると、他が吹っ飛ぶくらいインパクトあってぞくっとしました。

鳴海の言葉がいちいち泣けて、死ぬ間際みたい・・と思ってたら。
主人公の一角がこんな早く退場しちゃうなんてことあるんでしょうか。

やっと3人揃ったのに・・喪失感でいっぱいです。


そして、今回はかなり駆け足でしたね。
誘拐組の人形たちはデザインがすごくかっこいいんだけど、やっぱり紹介とかはなかったですね。
まぁしょうがないか・・。

ガンオブフェザーなんて、出てこなかったですもんね(´Д⊂)

でもその分鳴海の言葉とか、3人のやりとりに時間をかけていたところはよかったですね。
だからこそ、余計辛い結果になるんですけどね・・(´;ω;`)


後は、最後が原作と違うので、ちょっと気になりました。
水流のなか・・ってのは結構大事なポイントだと思うんだけど、そこは改変するのかな?
後、善治おじさんはどうなったんだろう・・死んじゃったのかな?(^^;)


とにかく今回もすごくよかったです!!
本当に熱い!!


さて、次はネット予告によると、サーカス編に突入のようですね。
ここからをどう展開していくのかは読めないので、なかなか楽しみです☆
ではでは~



今回の話はこの辺り↓