前回、4人の男子と知り合いになった美月。
相変わらず友達のいない彼女ですが、少しずつその生活は変わっていくようです・・。

感想です☆












◎あらすじ◎

相変わらずの、放課後のカフェバイト。
美月(みつき)は店に通う永久(とわ)たちとも、段々打ち解けてきていた。

そんなある日、彼女は機嫌がよかった。
高校に入って一ヶ月ー
彼女はようやくクラスの女子と話すことができたのだ。

掃除を終えて帰る途中、バスケ部の練習を見よう、と誘われる美月。
彼女はそこで、あの4人が「噂の4人」と呼ばれていることを知る。

そんな中、永久がシュートを決める。
その姿に、ざわつく女子たち。
ふと永久の目が自分を捕らえたため、彼女慌てて隠れてしまう。

4人の人気を目の当たりにした美月。
彼女は周りの女子の抜け駆けはズルい、という言葉を聞いてしまうのだった。


その後カフェで、4人にそっけなく対応する美月。
4人と関わると、女子の反感を買ってしまうー
それは友達が欲しい美月にとっては、マズいことだった。

するとそこに恭介(きょうすけ)がやってくる。
彼は美月の様子のおかしいことに気付き、悩みがあるなら相談に乗る、と言ってくれるのだった。

また客の子供が制服にコーヒーをこぼした際も、相手に気を遣わせないよう優しく対応する 瑠衣(るい)たち。
そんな彼らの姿を見て、彼らが悪い人ではないことを改めて感じる美月なのだった。


だが学校で彼らと関わることは、女子に嫌われないためにもしないほうがいいー
美月は悶々とした気持ちを抱えていた。
そんな中永久に名前で呼ばれてしまい、彼女は咄嗟に避けてしまう。

その様子に、最近どこかおかしい・・と勘繰る永久。
それでも彼はいつも通り、接してくれるのだった。

そんな彼の態度に、申し訳なさを感じる美月。
だがその時、彼女はクラスメイトの山田玲奈(やまだれな)に話しかけられる。
彼女は美月を、一緒にお弁当を食べないか、と誘うのだった。


初めて友達と食べる昼食に、感激する美月。
玲奈は今まで一緒にいた子たちとは話が合わず、話しやすい美月の元へ来たのだという。
その言葉に、喜ぶ美月。
彼女は心の中であやに、友達ができたことを報告するのだった。

だがー玲奈は言う。
バスケ部にだけは手を出すな、と。
鬼気迫る表情でまくしたてる玲奈。
彼女はバスケ部に馴れ馴れしい女は、全員敵だ、と言い切る。

その様子に美月は、さっき永久といたところを見られなくて本当に良かった・・!と心底感じるのだった。


それからー美月はバイトでも、4人を避け続けた。
今までは彼らが部活帰りに来るまで待っていたが、仕事を終えるとすぐに帰るようしたのだ。
そんな様子に、違和感を感じる4人。
また永久は、美月が急いで店を去る姿を見てしまうのだった。


バスケ部との関わりさえ無ければ、玲奈とは仲良くできるー
そう考え振る舞う美月。
だが永久に、玲奈と2人でいるところを話しかけられてしまう。

名前を呼ばれそうになり、慌てる美月。
そんな彼女をおかしく思う永久は、彼女の腕を取ってしまうー

するとそれを見た玲奈は涙を流し、その場を走り去ってしまうのだった。


友達を失ったと思い、落ち込む美月。
永久も彼女から避けていた訳を聞き、納得する。

玲奈を傷つけてしまったことを悔やむ美月。
そんな彼女に永久は、男と仲いいだけで友達を辞めるような友達でいいのか、と問う。
いい訳ではないが、なんでも言える相手がいる永久には分からないだろう・・と美月は答える。

でも自分たちとはなんでも話せてるじゃないか、と永久は言う。
その言葉に、はっとする美月。
最初の印象が悪すぎたから何でも言えるのかもしれないが、それは確かに彼女にとってはスゴいことだった。
彼らは自分にとって、貴重な存在なのかもしれないー
美月はそう気づくのだった。

すると永久は、本当のことを話したほうがいい、とアドバイスする。
そして本当のことを言ってもやっぱり自分たちが邪魔だったら、距離を置いてくれればいい・・と話すのだった。

その言葉が、自分を思って言ってくれてることに気付く美月。
彼女は永久の裾を掴み、引き留める。
そしてそんなことにはならないようにする、と伝える。
永久たちも、大事な友達だから・・と。

そうして彼女は、今までの態度を謝るのだった。


それからー
永久とのわだかまりを解消した美月は、自分から玲奈に伝える決心をする。
そして彼女を呼び出して今までの経緯を話す。

すると玲奈は、ショックではあるが自分は永久たちを好きというわけではない、と言うのだった。
彼らは玲奈にとって、恋して欲しくない対象なのだという。
よく分からないが、玲奈と仲直りすることができた美月。

4人は偶然、その2人がお昼ご飯を食べているところを目撃する。
事情を知る永久は、その様子に安心して笑みを見せるのだった。


無事玲奈とやり直せて、幸せな美月。
彼女はふと、玲奈が永久を好きにならなくて良かった・・と思うのだった。






友達ができた!!


2話にして、美月に友達ができました!
相手は1話にも出ていた玲奈。
ひょうひょうとした雰囲気の、切れ長美人です(^^)


ただ彼女も永久たちには特別な感情があるようで・・。
ここら辺のいざこざは、女ならよくあることですよね~。

容姿で文句言われたり、ちょっと女らしいと性格悪いと言われたり・・あぁ面倒くさい。
そんな中で「噂の4人」と仲いいなんて知れたら、何をされるか分かりませんもんね。

クラスでハブにされることだって十分考えられるわけで・・。
友達デビューしたような美月には、とてつもなく高いハードルでしたw



でもだからといって、永久たちに何も言わずに避けるのも、ひどい態度ですもんね。
彼らは悪いことをしている訳ではないですからね。
まぁモテることを自覚してるなら、多少学校での関わりは控えてほしい気もしますけどね・・(^^;)
この辺、男子と女子で認識に差があるから難しいです。

そんな訳で、急に避ける美月を当然4人は不思議に思うわけで、永久が代表して美月にぶつかります。
ヒーローですしね(・∀・)

で、ここの永久の態度がいいんですよね。
伝えることは伝えつつ、決して美月に無理強いしない!!

よくいるじゃないですか、強く言って突き放すみたいな態度とるタイプ!

永久はそういうのとは違って、あくまで美月の気持ちを尊重するんですよ!
優しいイイ男だな~と。

んで、だからこそ美月も素直にお礼や謝罪を言えたんですよね。
もう確信しましたよ。
この4人と一緒にいたら、確実に美月は陰キャラを卒業できるって!

こういう成長機会を与えてくれる男子の存在は貴重です!
玲奈との仲も戻ったし、永久たちとの友情も失わずに済んで、本当に良かったです!!






ということで、ここまでが序章という感じでしょうか。
予想通り、永久のことも意識しだしたし、ここからが恋愛マンガの始まりですよね!
2人共言葉足らずで不器用そうなタイプなので、どんな展開になるのか・・

次回も楽しみです☆