前回、中央にやってきたウインリィ。
彼女はエドのオートメイルを直しながらも、中央での短い滞在を楽しみます。

そんな中、どこかよそよそしい態度のアル。
彼はついに、エドに自分の胸の内をぶつけてしまいますー!!

兄弟の絆は、どうなってしまうのでしょうかー。

感想です☆





第15話~ 「鋼のこころ」





※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

好きでこんな体になった訳じゃないー

アルの叫びに、病室は静まり返った。
エドは驚きながらも、すぐに謝る。
悪かったよ・・。

彼はうつむき、続けた。
・・そうだよな、こうなったのも俺のせいだもんな。だから1日でも早く、元の体に戻してやりたいよ・・。
そう語るエドに、アルは詰め寄る。
本当に、元の体に戻れるって保証は?

その問いに、エドは自分を信じろ、と話す。
だがアルは、信じろなんてー!!と再び声を荒くした。

この空っぽの体で、何を信じろと言うんだ。
錬金術において、人間は肉体と精神と霊魂の3つから成ると言うけど、それを実験で証明した人がいたかい?!
・・記憶だって、突き詰めればただの情報だ。人工的に構築することも、可能なはずだ・・。

エドはアルの言葉に、更に目を見張る。
アルが何を言いたいのか気付いたウインリィも、息を呑む。
その2人の前で、アルは言った。

兄さんは、前に僕に怖くて言えないことがあるって言ったよね?
それはもしかして、僕の魂も記憶も本当は全部でっちあげで偽物だったってことじゃないのかいー?

彼は叫んだ。
ねえ兄さん、アルフォンス・エルリックという人間が本当に存在したって証明はどうやってするの?!
ウインリィや皆が僕を騙しているって可能性だってあり得るじゃないか。
どうなんだよ、兄さん!!

その瞬間、エドは机を叩いた。
再び静まり返った部屋に、彼の声が響く。
言いたいことは、それだけか?

エドはアルが答えないのを見ると、小さくうなづいた。
その顔に悲し気な笑みが浮かぶ。

そうか・・。

それだけ言うと、エドは病室を出ていった。
騒ぎを聞きつけたヒューズたちとウインリィが止めるが、彼はそのままどこかへ1人向かってしまう。
そこでウインリィはアルに向き直り、肩を震わせたー

バカーーーー!!!

彼女はそう叫ぶと、アルを思いっきりスパナで殴った。
面食らう皆の前で、彼女は涙をぽろぽろとこぼす。
そしてーウインリィはアルを怒鳴りつけた。

アルの馬鹿!エドが怖くて言えなかったのは、そんなことじゃない。
エドが怖くて言えなかったのは・・アルがエドを恨んでいるんんじゃないかってことだ!!

ー彼女は側で見てきたから、知っていた。
エドがオートメイルの手術の痛みで苦しみ熱でうなされる中、ずっとアルのことを思って泣いていたことを。

その涙は、アルを鎧の体にしてしまったことへの後悔からだった。
アルはもう、食べることも眠ることも痛みを感じることもできない。
あいつは、きっと俺を恨んでる・・。

そう涙するエドを、ウインリィとピナコは励ました。
アルがそんなことで恨むはずがない。本人に聞いてみればいい。
だがエドは首を振り、怖いんだ・・と語ったのだ。

怖くて聞けない。だから一刻も早く、俺が元に戻してあげなきゃ・・。

それなのに、あんたは・・!
ウインリィはまだ怒りが収まらず、アルの体を殴りつけた。
自分の命を捨てる覚悟で、偽物の弟を作る馬鹿がどこにいるのよ。
あんた達は、たった2人の兄弟じゃないのー

そう言って涙をこぼし続けるウインリィに、アルは何も返すことができなかった。
するとウインリィは廊下を指さし、アルにエドを追うように示した。
彼女の有無を言わさない態度に後押しされ、アルはよろよろとエドの行った方に向かうのだったー。

ーエドは、病院の屋上にいた。
彼はアルがやってきたのに気づき、アルが気まずそうにしているのを見ると、口を開いた。
そういえば・・しばらく相手やってないから、体がなまってきたな。

それを聞いたアルは、まだ体が治ってないんだから・・と戸惑う。
だが返事を待たず、エドはいきなりアルに攻撃を仕掛けた。
手合わせ開始ー
アルは驚きながらも、その攻撃をよけた。

彼が何度止めても、エドは向かってくる。
そして一瞬の隙を突かれ、アルはついに攻撃を喰らい倒れるのだった。

地面に仰向けに倒れたアルを、エドは上から見下ろした。
勝った!
ーそれは、初めての勝ちだった。2人はいつも手合わせをしてきたが、エドがアルに勝ったことはなかったのだ。

2人は床に寝転がり、小さい時からいっぱい喧嘩したよな・・と過去を振り返る。
彼らは何度も行った喧嘩の記憶を思い出しては、互いにあの時はーと語り合った。
いくつもいくつも、思い出はよみがえってくるー

その記憶が、全部嘘だったって言うのかよ・・。
やがてそう呟いたエドに、アルは謝った。
エドは尚、弟に問う。
イーストシティで、どんなことをしても元に戻りたいと誓ったあの気持ちも作り物だったのか?と。

作り物じゃない・・。
アルは弱弱しく答える。
するとエドはうなづき、右腕を大きく空に掲げた。

そうだ、絶対に2人で元に戻るって決めたんだ。これしきのことで揺らぐような、ぬるい心でいれるかよ!
俺は喧嘩も心も、もっと強くなるぞー!!

それを聞いたアルも、腕を伸ばした。
2人はその腕をぶつけ合い、ほほ笑み合う。
うん、もっともっと強くなろうー。

それが、仲直りの合図だった。
陰でその様子を見ていたウインリィとヒューズはほっと息をつき、顔を見合わせた。

やっぱり口で言わなきゃ、伝わらないこともありますよね。
ウインリィはエドたちを見つめながら、そう話す。
その言葉に、ヒューズもうなづくのだった。
ああ、そうだなー。


その後、病室ではヒューズたちによるエドへの聞き取りが開始された。
魂のみの守護者、貴重な人柱、エンヴィーという少年、そしてマルコー曰く東部の内乱でも石が使われていたー

他にも、ウロボロスの入れ墨や賢者の石の錬成陣の謎もある。
研究所も燃えてしまったし、彼らは情報を手にしても途方に暮れるままなのだった。

そこへ、外で見張りをしていたロスたちが慌て顔で飛び込んでくる。
何事かと顔を上げたエドたちは、2人の後ろにいる人物を見て思わず目を丸くした。

そこにいたのはー国の大総統、キング・ブラッドレイだったのだ。
なぜこんなところに・・驚く一行に、ブラッドレイは見舞いだと言ってエドにメロンを渡す。

それから彼はアームストロングの横に立ち、軍上層部のことを調べているようだなーと口を開いた。
アームストロングがびくっと背を震わせると、彼はエドにも目をやる。
・・賢者の石の件だね?

その瞳は鋭く、エドを見下ろした。
どこまで知った?場合によっては・・。
ブラッドレイの言葉に、部屋は静まり返る。
皆が固唾を飲んで成り行きを見守るなかーふっとブラッドレイは笑い声をあげた。

冗談だ、そう構えずともよい!
彼は大声で笑うと、軍内部に不穏な動きがあることは知っていると話した。
それを彼がどうにかしたいと思っていることも・・。

だが今までにこの件を調べた者は、皆行方不明になっている。
敵は常に自分たちの先を行っている。そして自分の情報網をもってしても、その大きさも目的もどこまで敵が入り込んでいるのかも掴めていないのが現状だー。
ブラッドレイの話に衝撃を受けたアームストロングとヒューズは、顔を見合わせる・・。

つまり、探りを入れるのはかなり危険である・・と?
ヒューズがそう訊くと、ブラッドレイはうなづいた。
そして彼はヒューズ、アームストロング、そしてエルリック兄弟に命を下した。

3組の安全のためにも、これ以上首を突っ込むことも、口外することも一切を禁じるーと。
誰が敵か味方かも分からない状況で、何人も信用してはならない。軍内部の全てを敵と思い、慎んdね行動せよ。

それだけ言うと、ブラッドレイは去って行った。
彼らは嵐のように現れた大総統に困惑しながらも、その命を受け入れざるを得ないのだった・・。

ーそこへ、駅にチケットを買いに言っていたウインリィが戻ってきた。
怪我が治ったのでもう明日にはここを立つーというエドの宣言に呆れながらも、ヒューズたちは彼らがどこに行くつもりなのか、とチケットを眺める。

今度は南部のダブリスへ向かうつもりだー
それを聞いたウインリィは地図を眺め、あることに気付いて声をあげる。

ダブリスの手前にある町、ラッシュバレー。
そこはオートメイル技師の聖地と呼ばれる場所で、彼女が一度は行ってみたいと憧れていた場所だったのだ。

自分も連れて行って!
ウインリィはそう言って、聞かない。
彼女はどうにかエドたちに了承させると、早速帰りが遅れることをピナコに連絡しに行くのだった。


そして翌日ー。
慌ただしいまま、エドたちとウインリィは汽車で旅立って行った。

見送りにはアームストロングやロスにブロッシュ、そしてグレイシアとエリシアも来てくれた。
3人は感謝して彼らと別れるが、エドとアルの顔は少し暗かった。

彼らが向かう先ダブリスには、彼らの師匠が住んでいるのだ。
殺されるかもしれない・・。
道中、2人は師匠への恐怖に怯え続けるのだった。

一方仕事を抜けられなかったヒューズは、部下にリオールの暴動が治まったという報告を受けていた。
レト教が住民たちをだましていたことで話題になった暴動だったが、その死者数は酷いものだった。
イシュヴァ―ルやら暴動やら、東部も大変だな・・とヒューズは息をつく。

すると部下は、東部だけではない・・と顔を曇らせた。
北も西も、暴動や戦争が頻発している。
その内、国家転覆もありえるのではないかー
彼がそう話すのを聞いていたヒューズは、ふとあることが引っかかった・・。

ヒューズはいきなり立ち上がると、昔の記録を調べるために書庫に行くーとだけ言い残して、仕事を抜けた。
彼は書庫で、イシュバールの内乱やリオールの暴動など、最近起きた戦争や暴動の場所を地図で確かめていく。
そうしてある結論にたどり着いた彼は、汗をこぼした。
おいおい、どこのどいつだ。こんなこと考えやがるのは・・。

そう呟くと、ヒューズはすぐにマスタングとブラッドレイにこのことを報告しようと動いた。
だがそこにー女がやってきた。

黒づくめの女性ーラストは書庫に入ると、そのドアを閉める。
そして初対面のヒューズに、挨拶をした。
はじめまして。それとも、さよならの方がいいかしらー

彼女の胸元にあるウロボロスの入れ墨を見たヒューズは、敵の侵入に身構える。
するとラストはさっそくかぎ爪で、ヒューズに襲いかかった。

だがヒューズも、負けなかった。
彼は攻撃を受けながらも、持っていたナイフをラストの額に向けて投げる。
ナイフが命中したのを確認した彼はその隙に部屋を抜け出し、急いで受付の方へと走るのだった。

ー受付で電話を借りにきたヒューズを見て、係の女性は驚いた。
ヒューズが出血していたからだ。
だがヒューズは傷にはかまわず、受話器に手を伸ばし、第総統府に連絡を入れようとする。

けれどもーその瞬間、彼はある可能性に思い至った。
駄目だ・・。
ヒューズはそのまま受話器を置き、手当をしようとする女性を振り切って外へと飛び出していった。

ーその後、ヒューズは公衆電話へと走った。
ようやく見つけて個室に入ると、彼はマスタングに電話をかける。

外部電話のため、面倒な手続きを踏んでようやくマスタングへと取り次がれる。
焦るヒューズは、早くしろ、軍がヤバいんだ!と怒鳴りながら地団駄を踏むー。

その時ー彼は背後に人の気配を感じ、硬直した。
受話器を置いていただけますか、中佐。

その声がロスのものだと気づいたヒューズは、驚きに目を見張りながら振り返る。
するとロスは銃をヒューズに向けて構えていた。
だがヒューズは、気づいた。

ロス少尉・・じゃねえな。誰だ、あんたー

彼は目の前にいるロスの目元のほくろが、本物のロスとは反対の位置にあることを見抜いたのだ。
それを指摘されたロスは一瞬の間の後、笑みを浮かべた。

ああ、そうだっけ。うっかりしてたよー。
そう言いながら、偽物のロスは手で顔をこすった。
そこに新しくほくろができるのを見たヒューズは、何が起こったのか分からず言葉を失った。

なんだってんだ、畜生・・。夢でも見ているようだ。
そう言って頭を抱える彼の背に、ロスは再び銃を突きつける。
頭の回転が速いばっかりに、とんだ災難だったね。

その言葉と共に、撃鉄が引かれる音がする。
ヒューズは汗を滲ませながら、唇を震わせた。
勘弁してくれ。家で女房と子供が待ってるんだ・・。

その手でナイフを開くと、彼は捨て身でロスに切りかかった。
ここで死ぬ訳にゃ、行かないんだよー!!

だがーその時、彼の目の前にいたのはグレイシアだった。
女房を刺そうって言うの?
グレイシアはにっこり笑って、ヒューズの瞳を覗き込む。

その姿に、ヒューズの腕は動きを止めた。
銃が突きつけられ、彼は慟哭するー。

くそったれ・・。


その頃ー
ヒューズの電話は、ようやくマスタングへと取り次がれた。

また家族の自慢話だろうー。
ため息をつきながら、マスタングは電話に出る。

だがーすぐに彼は、電話の先のヒューズの異変を感じ取った。
何度声をかけても、受話器の向こうからは返事が返ってこないのだ・・。

マスタングは不審に思い、何度もヒューズの名を呼ぶ。
けれどもその時、ヒューズは既に絶命していたのだったー。




















体を取り戻すために。

今回はエドとアルの絆が戻るなか、ヒューズが亡くなる回でした。
あまりの急展開に呆然・・。まさかこんなに早く、主要キャラが退場するとは・・。

ヒューズ中佐、好きだったのでショックが大きいです。。


ものすごく色んなことがあった15話、見て行きましょう!


まずはエドとアルの仲直りから。
これに関しては、そこまで引きずらなくて本当にほっとしました。

ウインリィの存在が、やっぱり鍵でしたね。
彼女がすぐフォローを入れてくれたから、2人の仲直りもすぐに上手くいったのだと思います。
本当第三者の存在って大事ですよね。

アルも1人で悶々と考え込んでしまっていましたが、他者の意見をばしっとぶつけられると、案外目は早く覚めるものですよね。
考えてみれば、エドたちが嘘をついていないなんてすぐに分かるもの・・。
でも悩んでいると、そうもいかない。

うん、なんか青春を見せてもらったような感じもします。
互いにショックな出来事ではあっただろうけど、胸のつかえも取れたんじゃないかな。

エドはアルの不安を知ることができたし、アルもエドの恐怖を知ることができた。
そして仲直りもできたので、結果的には良かったと思います。
たまには兄弟ケンカも必要ってことかなw
この問題、長引かなくてすっきりしました。

ウインリィも今回のことで、改めて口で伝えることの大切さを認識しましたね。
エルリック兄弟は特に鈍そうだし、ここは彼女が大人になって逐一言葉で気持ちを伝えていって気付かせるしかないのかも。

ウインリィ、苦労するなぁ・・w
しっかりした女子のさだめってとこでしょうか(^^;)

この気持ちが、恋愛に変わることもあるのかな?
その辺も、今後気にしていきたいと思います!





さて、続いてはブラッドレイ大総統について。
いきなり病院に現れてびっくり!
つまりは、国のトップってことですよね?
なかなか気さくそうに見えましたが、果たして裏はどうなのでしょうかー。

彼がやってきたのは警告のためでしょうが、疑った目で見ると牽制ともいえるような・・。
まさか国のトップがラストたちと絡んでいるとは思いたくないですが、実際現状に目をつぶっているようなものだし、皆の命が危険というよりは黙認している状態なのかも・・?と、考えてしまいました。

うーん、あんまり軽はずみに人を疑うのは良くないけど、これからマスタングが中央に切り込んでいくことを考えると、ブラッドレイくらい強力な敵が上にいる方がしっくりくるんですよね・・。
考えすぎかしら?

ラストたちのいう「お父様」なる人物にも、年齢的には当てはまるんですよね、彼。。
お茶目なとこもあるし温厚そうに見えるけど、油断ならない人物だな・・というのが第一印象。

また再登場もあるでしょうし、彼がどんな人物なのか要注意ですね!



それにしても、賢者の石の件に気付いた人間が皆消されているというのは恐ろしい・・。
今後はエドたちやマスタング、アームストロングにも魔の手が伸びていくということですよね。。

それを思うと、ウインリィには詳しいことには首を突っ込んでほしくないなぁと思います。
全容が知りたいけど、あまりに巨大な陰謀めいていて知るのが怖いような・・。
そんな複雑な気持ちになった、大総統の登場でした。





さて、最後はヒューズについて。
今回無残にも、エンヴィーによって殺されてしまった彼。
死ぬ前に何か重大な情報に気付いたようでしたが、それは一体何だったのでしょうか。

彼の行動から推測するに、暴動や内乱が起きた地域に共通性があるということかな?
後は死者多数という情報が怪しいと感じたとか?
実際は死亡する前に、賢者の石作成に利用されていた可能性ありますよね・・。

また彼が電話で言い残した、軍がヤバいという一言も気になります。
暴動や内乱の陰で暗躍する人物に気付いたのかな・・。それを理由に、殺された?
彼が何を知ったのか、非常に気になりますね。


でもそれを理由にこんな早く退場となってしまったのは、本当に辛い・・。
特に奥さんとエリシアのことを考えると、涙が出てきますよ。
あんなに幸せそうな家族が、引き裂かれるなんて・・。ひどすぎる。

ヒューズ、好きだったなぁ。
人情に厚くていつも周りのことを考えられて、家族思いで・・。
本当、どうしていつもこういう良い人の命があっさり奪われてしまうのでしょうか。


マスタングも、かなりのショックを受けるでしょうね。
復讐に燃えないといいけど・・彼は直情型にも見えるので、そこが少し心配。

器用に見えて、不器用そうですからね、マスタングは。
そこを上手く周りの人間につないでいくのがヒューズの役割かと思っていたのに、彼がいなくなるとなると・・マスタングの中央行きも、なかなか波乱を感じさせますね。

この件で、マスタングが軍上層部に切り込んでいく展開はもう決まりでしょう。
その戦いは険しいものと予想されます。彼の力量が問われますね。

けれども、マスタングは必ず友の死の真相を解き明かしてくれることと思います。
彼のこれからの活躍に、期待したいですね。

ヒューズ中佐、本当にお疲れ様でした。。



さて、後もう1つ彼の死で気になることが。

ロスやヒューズの奥さんに姿を変えて彼を殺したのは、エンヴィーで間違いないでしょう。
ラストはそのままの姿で来たし、やっぱり彼女には変身能力はなさそうですよね。

で、今後危険なのはロス少尉だと思うんですよ。
エンヴィーが化けた彼女は、軍服姿でヒューズの前に現れています。
もし目撃者がいたとしたら、彼女は追われる身となってしまいます。

恐らくエンヴィーもそれを見越してロスに化けたのでしょうし、これはかなり不利な状況だと思われます。
現状味方側に目撃者のいない状況・・。
ロスは自分に疑いの目が向けられたとき、どうやってこの窮状を逃げ切ればいいのでしょうか。

マスタングがロスの件を知って取り乱しやしないかも不安だし、なんとか身の潔白を証明できることを願っています。
今のところ、ラストたち黒づくめの集団に一歩先を行かれてますね・・。
一刻も早い、彼らの正体判明を望みますよ、本当。。









さて次回は、エドたちが師匠の元を訪れる話かな。

エドたちはいつも師匠をめっちゃ怖がってますが、一体どんな人物なのでしょうか・・。
個人的予想としては、頑固そうなおじいちゃんかな。平気で小突いたり怒鳴ったりしてくるようなw

エドたちの腕前からするに、錬金術の腕は相当だと思われますよね。
どんな再会となるのか、2人が師匠から得るものはあるのかー
期待しています!

後はヒューズの件が、軍にどんな混乱をもたらすのか注視していきたいですね。


次回も楽しみです☆