前回、互いに退かず、戦いに臨んだ花園と稲垣。
花園は富士子への思いを胸に、ひたすら前へと進みますー。

しかし稲垣は攻撃で技ありをとり、ついにポイントで花園を上回ってしまいます。
このまま試合は終わってしまうのでしょうか?!

感想です☆





あたしのチャンピオン~第232話 「あきらめちゃだめ」






※以下、ネタバレあり※












◎あらすじ◎

稲垣(いながき)の攻撃に、花園(はなぞの)は思いっきりひっくり返った。
結果は技ありー
これで稲垣のポイントは、有効2つに技ありだ。
完全に状況は稲垣の有利となってしまった・・。

それを見た蛯天堂大学の部員たちは、ここまでか・・と落胆する。
だがここまで来れただけでも十分だ・・。

彼らはそう諦めかけたが、柔(やわら)だけは違った。
まだ時間はある。まだ勝てるー。
彼女はその一心で、花園の応援を続ける。

その声に、花園も心を奮い立たせた。
残り時間1分30秒ー
彼は余裕を見せる稲垣の胸に、ただひたすらに飛び込んでいく。

だが焦りが前に出てしまっているため、技は上手くかからず時間だけが過ぎていく・・。
花園は息を荒くしながら、どんどん焦りを加速させた。

思い出すのは、1人先に進んでいく富士子(ふじこ)の姿と、それに対していつも不甲斐ないだけの自分の姿・・。
それを克服するために頑張ってきたのに、ここまでなのかー?!
彼は苦しみに顔をゆがめながら、それでも稲垣に向かっていくー。

時間はとうとう、1分を過ぎてしまった。
それでも稲垣から、優勢を奪えない・・。
ついに花園はもうダメだ・・と弱音を口にする。

ーその姿を、富士子はずっと客席から見ていた。
そしてたまらなくなった彼女は、周りの目を気にせず思いっきり叫ぶ。
花園くん、しっかりーーー!!

その声は、花園や柔の耳にはっきりと届いた。
振り返る2人に、富士子は叫び続ける。

私だってできたんだもの、諦めちゃダメーー!!
彼女の渾身の叫びに、花園の目がかっと開いた。
そうだ、諦めちゃダメだ!!

彼は態勢を立て直すと、今一度柔と滋悟郎(じごろう)に習ったことを反復する。
そしてタイミングを見計らい、稲垣の懐にもぐりこんだ。

アイラブユー!!

叫び声と共に、稲垣の身体が大きく崩れる。
審判の判断は、技あり。
ようやく・・花園はポイントを取り返した。

この逆転劇に、会場は再び沸きに沸いた。
残り時間は20秒。
両者同ポイントなので、ここで一本取らなければ判定となってしまうー。
花園も稲垣も、力いっぱい相手にぶつかっていった。

客席からは稲垣コールも花園コールも溢れかえる。
そんな中、花園は稲垣の足を取った。
そして思いっきりひっくり返しにいくのだった。




















富士子へ愛をこめて。

今回は苦戦する花園が、富士子の応援により態勢を立て直した話でした。

逆転に次ぐ逆転ー!
花園、見事稲垣からポイントを奪い返しました!!

いや、正直もうダメかと思いましたよ。
明らかに花園の顔には疲労と焦りが張り付いてるし、焦りだすとあっというまに窮地に陥るのは今まで散々見ていますからね。
よくあそこから持ち直したと思います。本当パワーもメンタルも成長しましたね!

それも富士子の支えがあったからですが、あのタイミングも完璧でした。
富士子がちゃんと見ていてくれたーそれだけで何倍にもやる気は膨れ上がりますよね。
2人の絆も確かめられたし、本当に感動しちゃいました!

花園がどんな思いでここまで頑張ってきたかー一緒にいた富士子にはよくわかっているはずです。
だから試合が終わったら十分にねぎらって、久々の2人の時間を楽しんでほしいと思います。
今回離れたことによって、互いに相手がどれだけ大事かも分かったでしょうしね。
更に仲が深まることは必至!
今回の成長を足掛かりに、花園も一緒に2人で世界の舞台を目指していってほしいです。

いよいよ時間もないし、次回決着でしょうか。
まだどちらが勝つかは分からない状況ですが、盛り返した花園がこのまま勝つ可能性も十分にあるでしょう!
どうか優勝しますようにー。
最後まで見守りたいと思います。










さて、次回は決勝戦の決着がつく回ですね。

一時はかなりの劣勢に追い込まれた花園でしたが、富士子の一言で息を吹き返しました。
まさに愛の力は強いですね!このまま最後まで戦い抜いて、優勝を手にしてほしいものです。

富士子もしっかりと花園を応援していく決意を固めたようだし、これで2人の関係ももう安心ですね。
・・ということは、次は柔の番かな?笑


花園の成長物語ーその結末やいかに?!
次回も楽しみです☆