前回、稲垣にポイントで上回られて、苦戦を強いられる花園。
焦りも手伝い、彼の調子は段々落ちていきます・・。

それを見てたまらず叫んだ富士子。
彼女が会場にいることに気づいた花園は、なんと技ありを取りますー!

いよいよ決着の時!
勝つのはどちらになるのでしょうかー?!
感想です☆





あたしのチャンピオン~第233話 「あたしのチャンピオン」






※以下、ネタバレあり※










◎あらすじ◎

残りわずかというところで、花園(はなぞの)は稲垣(いながき)の足を取った。
このまますくい投げに持ち込めば、勝てるーー!!
応援する者たちの声も、一層熱を帯びる。

稲垣はその攻撃に耐えようと身をかがめた。
だが花園は更にその間合いも読み、勢いよく足をすくいに行く。
そしてーついに稲垣は背中から大きく倒れ込んだ。

一本だ!!
誰もがそう思い歓声をあげようとしたその時だった。
審判からそれまで!という声が下り、え?と皆顔をあげる。

なんと技をかける途中で、試合時間は終了に達していた。
時間切れで、花園の今のすくい投げはカウントされなかったのだー。

ということは、ポイント数から勝ったのは稲垣ということになる・・。
花園は現実を受け止め、荒井呼吸を整えながら土俵を去るのだったー。


その後、決勝戦を戦った2人の選手の元には、マスコミが押し寄せた。
だが稲垣は勝った実感を到底得られず、言葉もないまま皆の前を去る。
一方花園はどこかに姿を消してしまったため、インタビューには監督が答えることとなった・・。

その様子を見ていた富士子(ふじこ)は、花園の姿を探す。
そして屋上で彼を見つけると、そっと後ろから歩み寄った。

花園は1人、大粒の涙を流し、背中を震わせていた。
やっぱり自分は不甲斐ない・・。
そうして泣く彼の背中に、富士子はそっと頭を寄せた。
そして、そんなことない‥と花園の身体をぎゅっと抱きしめた。

花園くんは私にとって、世界一のチャンピオンなんだからー。

ー同刻、松田(まつだ)はようやく会場に戻ってきていた。
柔(やわら)から試合の結果を聞いた松田は残念がるも、素晴らしい試合だったと聞いて顔をほころばせる。

そんな松田に柔は、富士子を探してくれた礼をした。
松田は照れながらも、自分も頑張らなければ・・と柔に向き合う。
そして彼女に自分の思いを伝えようとしたその時だった。

2人の様子を窺っていた羽衣(はごろも)が、柔が松田に絡まれていると勘違いして彼女をその場から連れ去ってしまう。
松田は訳が分からないながらも、1人新たに決意する。

まずは仕事を頑張ろうー!
彼はそう決心し、急ぎ会社へ戻るのだった。




















優勝ならずとも・・。

今回は花園が試合に負けたものの、富士子との絆をもっと深めた話でした。

花園、残念でしたね。
あれだけ完璧に技が決まったのに、まさか時間切れとは・・。
これが勝負の難しいところです。

ただ試合の展開的にはたとえ負けたとしても、十分やったといえるものでした。
だから今回の大会については、自信をもってやりきったと言っていいと思います。
本当に成長した!あの稲垣の悔しそうな表情が、何よりの証拠です。
花園、頑張りましたよ・・。

富士子にもそれは伝わっていて、だからこそあの言葉があるのです。
今回のタイトルでもありますが、富士子にとっては花園は間違いなくチャンピオンです。
彼がずっと頑張ってきたことを知ってるから、富士子には輝いて見えるー
確かに優勝は欲しかったですが、これだけでも十分幸せではないかなと感じます。

やっと2人の関係も、元に戻りそうですね。
っていうよりむしろ、もっと近づいたかも?

花園が男として頑張ったからこそ掴んだものはたくさんあります。
本当にかっこよかったし、強かった!きっと柔や松田も心を動かされ、自分も頑張ろうと更に強く思うようになるに違いありません。

1人の頑張りが、大勢の心を動かすー。
いつも柔の活躍で見ていることですが、花園にもそのことを再び教えてもらいました。
これからもますます柔道の道にまい進してほしいですね。
もっと頑張れば、オリンピックだって夢じゃないかも?

最後まで良いストーリーを見せてもらいました。
ありがとう、花園!!










さて、次回は新章の始まりでしょうか。

花園の大会が終わり、それぞれ勇気づけられた柔と松田。
羽衣の妨害が入るのが懸念材料ではありますが、この流れで一気に2人の仲も近づくといいですね。

さやかと風祭が戻ってくるとまた混乱するので、今がチャンス!
花園の頑張りに当てられた松田が、どう動くのか期待していますよー笑

次回も楽しみです☆