今回から、35巻です!
いよいよ最終巻ですね。

前回、ついに出産を迎えたくるみ。
百舌によって新しい命がつながれました。

一方脱出に向けて動く一行ですが、方舟組と嵐には危機が続きます・・。
全員地上へ脱出なるのか?!

感想です☆




最終章2 「-絶域をゆくー」




※以下、ネタバレあり※









  <現在地>  
・花・ナツ・蝉丸・朔也・・佐渡
・藤子・ちさ・・佐渡
・ひばり  ・・佐渡
・ハル・角又・小瑠璃・あゆ・新巻・・佐渡
・のび太・蛍・秋ヲ・鷭・・鍵島

・安吾・涼・まつり・・佐渡
・源五郎・茜・刈田・・鍵島
・虹子・ちまき・牡丹・蘭・・鍵島

・嵐・・佐渡
・百舌・・死亡?

・くるみ・流星・・鍵島 




◎あらすじ◎

ふいに「家路」が流れた気がして、喉の奥が詰まった。
なぜかは分からない・・。
安吾(あんご)の瞳に、涙がにじんだ。

くるみが女の子を産んだ。新(あらた)と名付けられた。
くるみが無事で良かった。赤ちゃんも無事で良かった。
皆、それぞれに思った。

お産とはこんなに大変なものなのか。
特別な問題がない場合でも、命がけになる。
いつか自分が産むかもしれないその時が、怖いとも思う。

それでも長い歴史の中、人は生まれてきたのだ・・。

皆静かに、赤ちゃんの声を聞いていた。
それぞれ、大事な人のことを思った。
自分が産まれた日のことを、想像した・・。

やがて、皆は自分が産まれたときのことを語り始めた。
それぞれに、ストーリーがある。
お前はどうだったのか・・蝉丸(せみまる)に問われ、ナツは後悔した。
自分の存在が嫌だから、ちゃんと聞いたことなかった。生まれてこない方が良かったんじゃないかと思ったこともあった。

ごめんなさい、ごめんなさい・・。
お母さん・・
ナツは泣いた。

その姿を見た花(はな)は、ふと嵐(あらし)も泣いているのでは、と思った。
亡くなったお母さんを思って、泣いているんじゃないだろうか・・。

抱きしめたい。今すぐ抱きしめて、一緒に泣きたい。
そのことを想像し、彼女は強くそう願うのだった。

一方嵐も、花が泣いているのではないか、と考えていた。
彼女は百舌(もず)に、両親の話を聞かされた。
側に行きたい・・!
彼もまた、強く願った。


鷭(ばん)が、流星(りゅうせい)に声をかけた。
彼が今後もくるみの体に不調が起きるかもしれないことを伝えると、流星は驚く。
産後の母親は、子宮が収縮する後陣痛を始め、痔や排せつトラブル、授乳のトラブルなども起きやすい。
しかもホルモンのせいで、精神が不安定になりやすい。

だから母子共にしっかり支えてあげてくださいー
そう言われ、流星は強くうなづく。
その声の調子に、蘭(らん)は思わず微笑むのだった。

刈田(かりた)が、すぐに合流する、と流星に叫ぶ。
彼らはハルの言葉を信じ、水が流れてくる大元の方へと進む。

一方ー方舟組も、動くことにした。
蜘蛛の巣を何とかしようー
彼らは船を操縦して、動く子とは出来ないか、と考える。

ペルは方向転換くらいしかできないと言っていたが、動くなら動力源があるはずだ。
スクリューとかないだろうか・・そう話す朔也(さくや)の言葉に、蝉丸はあることを思いつく。

そこで彼は、早速その案を実行してみることにした。
エンジンの点火ボタンを探すと、ナツが見つけた資料を持ってきた。
彼女に教わり、蝉丸はボタンを押す。

だが、ボタンに反応はなかった。
またか、と苛立つ彼に、ナツは手動でも動くらしい、と資料を見て説明する。
どうやらスクリューは収納されているらしい。
それを聞いた花は、スクリューの位置を彼女に尋ねた。

資料によれば、スクリューはこの場所より下の、入口とは反対方向にあるようだった。
そこで花は、その場所まで行ってみる。
朔也と共に下に通じる密閉扉を見つけた彼らは、そこを開けて下へと降りてみる。

中は機械が多く、ごちゃごちゃしていた。
ふと、花は水漏れしているのに気づく。
そういえば息が苦しいかも・・朔也と顔を見合わせ、花は水が溜まる前に動かないと重さで浮かなくなる可能性を示唆する。

彼らはスクリューを見つけると、ナツに操縦方法を尋ねた。
資料によればレバーがあり、それを動かすようだが、そこでナツは詰まった。
資料がボロボロで、どっちにレバーを動かすかが読めないのだ。

右と左・・どっちかがエンジンで、どっちかは水中では決して触ってはいけないと書いてある、と彼女は説明する。
一か八かか・・花は息を呑む。

とりあえず、彼女は朔也にドアを出てしっかり閉めるように言った。
下手したら水が入ってくるかもしれない・・花は考える。
時間がない。どっちかも分からない。
でもやってみるしかない!
彼女は左に回してみることにした。

その時、朔也に背後から声をかけられて、花は背筋をびくっとさせた。
彼は酸素ボンベを見つけ、戻ってきていたのだ。
外に出ててって言ったのに・・そう言う花に、彼は一蓮托生だろう、と一緒にいたいと話す。
朔也の思いに、花は泣きそうになるのだった。


そこで2人で、レバーを動かすことにした。
ナツはずっと資料と、にらめっこしていた。
右か左か、何かヒントになるものはないのか・・。

彼女は花に言われたことを思い返していた。
ーナッちゃんって周りがよく見えてるね。
役に立ちたい!!
彼女は強く、そう願った。

その時ーナツは、あることに気付く。
すぐに、彼女は叫んだ。
右!右だ、と。

その声を聞いた花も、すぐにナツを信用して右側にレバーを回す。
すると何度か動かすと、エンジンのかかる音が聞こえた。
そしてースクリューが、外に押し出されていくー

それを操縦席で見ていた蝉丸は、エンジン全開だ、と声をあげる。
戻ってきた花が、ナツに方向が分かった理由を尋ねた。
ナツは、書き順だ、と答える。

右と左では、書き順が違う。
資料の字は、はらいが先に書いてあったから、右だと分かったのだー
そう話すと、花と蝉丸は感心する。

蝉丸がふと、書いた人が間違ってた可能性もあっただろ、と気づいて叫ぶ。
するとナツは、頬を上気させながらうなづいた。
はい、だから結果オーライってことで。

その自信に満ちた笑みに、蝉丸は立派になった、と彼女をほめる。
そして勢いで、ナツにキスするのだった。

そうしてースクリューは動き出した。
後は自分に任せろー
蝉丸はそう言い、操縦席に座るのだった。


その頃ー新巻(あらまき)たちは、ケーブルカーへの道をずっと歩いていた。
ひばりの案内で進むが、距離があるため新巻の体には疲労が出ていた。
彼はあゆの肩を借りながら、進む。

するとー彼らはようやく、ケーブルカーの元へたどり着いた。
ひばりがそこに乗り込むように言う。
このケーブルカーは動力式ではなく、2台のつるべ式となっているという。
1台のケーブルカーが降りると、もう1台が上がるーそういう仕組みになっているのだ。

それを聞いた一行は喜ぶが、まだ嵐が来ていない。
新巻が通信で、嵐の今の位置を尋ねた。

そこで、嵐は今大柱のコンコースのところだ、と答える。
もう少しで合流できるー
そう言おうとしたその時、彼の前の足場が、大きく崩れた。

ーその音は、安吾たちの所にも響いていた。
下のほうが崩れ始めているのか・・安吾たちは、先を急ぐ。

そしてー彼らはついに、茂(しげる)の元へ戻った。
再び彼と対峙した安吾は、要(かなめ)にもらった道具で茂を連れ出す準備をする。

持ち上げられるだろうか・・。
石こうのようにもろいと聞いて、安吾はゆっくりと茂の体に手をかける。
するとーその体は、驚くほど軽かった。
その軽さに、安吾は再び泣く・・。

まつりが、ちまきが絵にしてくれるだろう・・と話した。
涼(りょう)がなるほど、とうなづく。
彼らは寝袋に茂を入れ、エアーマットでそれを固定した。

そして蜘蛛の糸で固定すると、安吾は茂を背負った。
この後はロープで、崖を登ることになる・・
行こう、と安吾は前を向いた。


その崖は、絶壁で、水が流れていた。
まつりは自分には無理だ・・と青ざめる。

安吾と涼が、登れるか?と尋ねた。
まつりは正直に、登りたいが無理だ・・と答える。
それなら一人で戻らせるかー
そう話す安吾を横に、涼はまつりの目をしっかりと見据えた。

登れ。

彼はまつりに、そう言った。
死ぬ気で登れ。連れて行く。
彼は、まつりの肩に腕を回すー

こいつは、俺には必要だー
その言葉に、安吾はほほ笑む。
まつりの瞳から、涙があふれた。

俺が支える。だから登れ。
必ず連れていくー

そう言うと、涼は蜘蛛の糸で2人の体を繋いだ。
アドバイスをしながら、2人は登り始める。
その時、牡丹(ぼたん)が彼らに通信を入れた。

安吾、涼、気を付けて。
彼女はそう言うと、外に出たらまず私服を持つようにーとほほ笑む。
グッドラックー
その声に、安吾も登る決意を固める。

じゃあ行くぞ、茂。
彼は背中の茂に、声をかけた。
離れるな、今度こそ一緒に、未来に行こうー

そうして、2組は崖を登り始めた。
涼はまつりに指示を出しながら、彼女の体を支えて進む。

皆、それぞれに力を振り絞って登る。
地上を目指してー


一方方舟では、蝉丸が力いっぱい操縦かんを動かしていた。
彼は皆に、しっかりつかまっているように、と叫ぶ。

そうしてー彼は、方舟を大きく右左に動かした。
回転するかのように、方舟は激しく揺れる。
その勢いで、蜘蛛の糸は切れていくー

そして、方舟は浮いた。
後は天井の穴に上手く入るだけだー
自分の操縦に酔った蝉丸が、うなだれる。

嵐が開けてくれた、天井の出口・・
花は祈った。
するとー方舟は、吸い込まれるようにその出口を通り抜けた。

やった!!
4人は思わず声をあげる。

後はこのまま、海に出るだけだ・・
そう言って吐く蝉丸を、皆は讃えた。
花は、涙が込み上げてくるのを感じた。
嵐・・!!

ーその嵐は、崩れ落ちるがれきから逃げるのに必死だった。
お掃除ロボットからは、方舟が無事脱出したことが伝わってくる。
そんな中、彼は背筋を強張らせた。

・・行けないー

道は埋まってしまった。もう新巻たちのところへは行けない。
他に道もない・・。
彼はダイを抱きしめた。

でも、花を助けられたからいい・・。
彼は少しでも安全な場所へ、と足を進めた。
新巻さん、あなたに言いたくて言わなかったことがあります。
花を助けて死ぬのは、あなたじゃない。
俺でしょー?


地下が崩れる音は、新巻たちの元にも届いていた。
嵐を呼ぶ新巻の声に、切迫感が生まれる。
そんな彼に、嵐は答えた・・。

自分は無理だ、そっちには行けない。
先に皆で、ケーブルカーで登っていてくれ、と。

それを聞いた一行は、目を見張る。
ひばりが、自分の所にも煙が来ているから早くして、と怒鳴った。
行ってください!!
嵐も叫ぶ。

そこで新巻は、あゆに皆を任せて戻ろうとした。
あゆは止めるが、嵐とダイを放ってはおけない、と彼は走る。
だがその時、彼の目の前の道も大きく崩れた。

どんどん陥没していく様を見て、新巻は言葉を失う。
嵐も、自分のいるところまでは距離がありすぎて無理だ、と話した。

それでも何とかするー
新巻は、自分も嵐に助けられたのだから、と言う。
だが嵐は、あれは勝算があったからできたことだ、と突っぱねた。
今、新巻にできることはないー
彼の言葉に、新巻は何も言えなくなる・・。

新巻にはあゆたちを連れて行く役割があるし、花はあなたが死んだら悲しむ・・
嵐はそう言い、だから絶対に助かるために行ってくれ、と叫んだ。

だがそれは嵐も同じだー
新巻も叫ぶ。
嵐が死んだら、誰よりも花は悲しむだろう。

彼は震えた。
助けられて残された人間は、辛い。花を助けて、嵐が命を落とすなんて絶対にしてはいけないー
そう言うと、嵐は首を振った。
違うんですよ、新巻さん・・
彼は言った。

俺だけが、それをしていい人間なんですー

その言葉に、新巻も花も息を呑んだ。
嵐は続ける。
花は泣かない。俺の気持ちが分かるから。

俺が今、幸せなのを知ってるから。
花が無事なら、俺は幸せだ。その気持ちは伝わっているから、花は後悔しない。
自分を責めないし、俺の判断を悔いたりもしない。

花が元気で幸せでいることが、俺の望みだと知ってるからー
嵐は笑った。
そうだよな?花。

彼の問いにー花はうなづく・・
うんー


そのやり取りに、周囲は言葉を失った。
嵐の早く行くように、という叫びだけが、皆の間を通り抜ける。
そんな中、新巻は理解していたー

彼は、吹雪(ふぶき)と美鶴(みつる)を思い出す。
彼らは言った。
ー俺たちが幸せだったのを知ってるか?
お前を助けられて、嬉しかったのを知ってるか?
誇らしいのを、知ってるかー?

思い出の吹雪と美鶴は、いつも笑顔だった。
新巻はーそこでようやく気付く。
そうか、そうだったんだ・・。

自分は一人残された可哀想な人間じゃなく、命がけで守られた幸せな人間だったー

彼は幻覚の中で、悲しかった理由を知った。
あれは、彼らと過ごしたあの時間をなかったことにされたくなかったから、悲しかったんだ。
自分はずっとずっと、幸せだったんだー

そうだよ・・
小瑠璃(こるり)が口を開いた。
彼女もまた、繭(まゆ)の言葉を思い出していた。

ー心から幸せになって。
きっとそう言ってくれる・・。


その時、嵐が口を開いた。
自分はまだあきらめた訳ではない、と。
彼は一つだけ閉めていない縦坑に行ってみようと思う、と話した。

それを聞いた新巻は、縦坑が地上とつながっていることを思い返す。
上から引き上げられるかもしれない・・
そう考えた彼は、自分たちは先に上に行って、上から助ける手段を講じる、と嵐に告げる。
嵐もそれに、うなづいた。

早くして!!とひばりが怒鳴った。
角又(つのまた)が、急いでケーブルカーに乗り込む。
ここもいつ崩れるか分からない。今はそれぞれ出来ることをしようー
彼の言葉に、皆も駆けこむ。
ひばりが、ケーブルカーのスイッチを押した。

するとー本当に、ケーブルカーは動き出した。
角又が、彼女にも早く逃げるように言う。
その言葉を待たず、ひばりは通信室を後にした。

一方ー方舟には、重苦しい沈黙が立ち込めていた。
嵐の奴、やりやがる・・。
蝉丸は一連のやり取りに、モヤモヤしていた。

釘さして行ったら、花は泣けない。
気持ちは分かるけど、それは酷くないか?助かれよ!!
彼は歯を食いしばる。

花は、一人震えていた。
嫌だ、覚悟なんかしないよー
彼女は拳を握りしめた。

今は何もできないけど、佐渡に出たら絶対に嵐を助けに戻る。縦坑を下りていく。
だからそれまで無事でいて、お願いー!!

その姿を、ナツは横で見ていた。
絆みたいなものを、見た気がする・・。
彼女はそっと花の手に手を伸ばした。
何もできないけど、何かしたい。
力になれたらいいのに、助けられたらいいのに・・

ナツが自分の手を握るのに気づいた花は、涙を浮かべる。
ナツも、泣いた。
2人は抱き合ってー泣いた。


その頃、刈田たちは水源を抜けて、光の射す場所に出ていた。
彼らは突然現れた洞穴に、驚く。
眩しい光の中、茜(あかね)はくるみの姿に気付き、叫んだ。

彼らはすぐさま2人に駆け寄り、無事を確認して涙する。
通信を聞いていた蘭たちも、合流できたことを喜んだ。

鍵島組は、最初の暖炉の部屋で落ち合うことにする。
くるみはギリギリ動かしてもいいということなので、刈田が担いで登ることにした。
その前に、どの道が上につながっているかを調べるために、彼と源五郎(げんごろう)は穴の一つ一つを見に行くことにした。

そこで、刈田は一つの穴に入る。
少し進むと、彼はふと手袋が一つ落ちているのに気づいた。
誰のだろう・・
彼はそれを手に取ろうとかがんだ。

その時、彼はその手袋に生身の手が入っているのに気づいた。
蟻がたかり、手袋を持って行ってしまう。
その光景を・・彼はただ、見ていることしかできなかった。

そうして放心状態でいた彼の元に、源五郎がやってくる。
彼は刈田の様子がおかしいことに気付き声をかけたが、刈田は何でもない・・と返すのだった。


それから、道を見つけた一行は、くるみたちを連れて地上を目指すことにした。
蘭や秋ヲ(あきを)たちも、上へ向かう。
問題は、蟻だった。
暖炉の部屋の周りには、のび太(のびた)たちが見に行ったときには蟻でいっぱいだった。
あそこを通り抜けられるか・・彼らは息を呑む。

一方ケーブルカーは、ようやくもう1台とすれ違ったところだった。
これで半分ということか・・結構長いし、時間がかかる・・
彼らは嵐を思い、焦れた。

ひばりは煙に巻かれながら、少しずつ前に進む。
その時ーケーブルカーが突然止まった。
灯りも消えたため、落ちることを懸念して彼らはここからは歩いて登ることにする。

小瑠璃は外に出ると、強い風を感じた・・。

お掃除ロボットからは、嵐が崩れる中を逃げる様子と、それを心配する方舟組の声が聞こえてくる。
小瑠璃はーハルに、声をかけた。
自分の荷物を持って行ってくれないかーそう頼まれ、ハルは動きを止める。
小瑠璃・・?

すると彼女は言った。
嵐に、縦坑の下で待つように言ってー

そう言うと、彼女はグライダーを開いた。
彼女が何をしようとしているのかに気付いたハルは、青ざめる。

花は祈った。
嵐、あたしの望みを知ってるよね。
あたしの望みは、あなたが生きて幸せでいることー




















脱出。


今回は、崩れ行く佐渡から皆が脱出に向けて奔走する話でした。

長かった・・そしてドキドキして息が詰まりそうでした。
かなりヤバい状況ですね・・嵐は助かるのでしょうか。


現在の状況をさらうと、藤子・ちさは地上に近いところにいたので大丈夫でしょう。
ケーブルカー組も、後は登るだけなので大丈夫かな。
ハル以外は、体力もあるメンバーなので。

ちょっと心配なのは、ひばり。
一人だし、どうやらかなり近くまで煙が来ているようです。
迷わず、まっすぐに出口に向かえるといいのですが・・。


また、方舟組もようやく希望が見えましたね。
今回はナツ・蝉丸タッグがよくやりました!

ナツの成長ぶり、本当まぶしいですね。
蝉丸はやっぱり・・というか。
でもこの行き当たりばったりぶりが、夏のBのらしさですよね。

意外と時間が経ったら、ナツと蝉丸の今の関係って立場逆転しそうな気もw
ナツ、まだまだここからが伸びしろですね!

蝉丸の作戦は、涼がいたら絶対に怒られてただろうなー・・w
でもまぁ、こっちも結果オーライってことで!

2人の今後の関係も、楽しみです。


後は安吾たち。
彼らも、後は崖を登るだけだし、2回目なのできっと大丈夫でしょう。
安吾の優しい表情と、涼の言葉に号泣・・。

安吾は過去を乗り越え、涼も自分にとって大事なものにちゃんと気付けたようですね。

まつり、嬉しかっただろうなぁ・・。
大変そうだけど、3人共後ちょっと頑張れ!!

きっと出たとき、目の前は広がっていると思います。






一方、心配なのが鍵島組と、嵐。

鍵島組の問題はラストでも出ていましたが、出口付近に蟻の大群がいるということ。
蘭は戦ったので、特に危険ですね。また襲われかねないと思います。

どうやってあの大群の中を通って地上に出るのか。何か策はあるのか・・。
くるみと新もいるので、ぶつかるのは避けたいですね。

いい方法があることを願っています。



さて、そして一番ピンチなのが、嵐。
もう前に進むとか無理で、ただ崩れるのから逃げるのに必死という感じですね。

どうにか縦坑まで行けるといいな・・。
やっぱり小瑠璃が迎えに行く展開となりましたね。

小瑠璃もきっと、この使命を成功させることで、過去を乗り越えたいのでしょうね。
嵐を助けることができれば、今度こそ彼女は間に合うことができるのです。

あの時繭たちを助けられなかった後悔・・それは消えないかもしれませんが、でも乗り越えることはできると思うのです。

だからきっと、小瑠璃はずっと飛びたかったのですよね。
ハルもそれが分かるから、彼女を一人でも行かせるでしょう。

小瑠璃、頑張れ。
花と嵐が再会するためにも、どうか成功しますように!!





さて、そうして脱出がメインでしたが、今回の見どころは他にもありましたね。

まず皆の生まれたときのことを思い返す話・・じーんとしました。
出産に立ち会って、自分たちが生まれたことの奇跡に思いを馳せた一行。

未来に来てからは本当、一つ一つの出来事に命の尊さを感じさせられますね。
今回のこともそう、自分たちが命の輪につながれて生きてきたことを改めて実感させてくれました。


いつか自分たちも体験するであろう出産・・。
予想するに、次は花かな?意外と蘭とか?まつりも早そう・・。

それはくるみで終わりではなく、命の輪を紡いで未来につなげていくには、皆が経験していくことになるでしょう。
親やその前の代がつないでくれたから、今ここに自分たちの命がある・・

そのことを知った今、彼らはまた生きる意味を見出したと思います。
方舟の子供たちも解凍できて、子供の声の絶えない世界が作れるといいですね。

こういう命の大切さを教えてくれる「7SEEDS」、本当に良い作品だな、と改めて感じました。




後は、百舌のこと。

やっぱり・・死んでしまったのでしょうか。
刈田だけが、真実を知るーということになるのでしょうね。

きっと皆には言わないんだろうなぁ。
いや、牡丹や安吾と涼にだけは言うかもしれないかな。


全員で地上に脱出はなりませんでしたが、彼もまた後悔はしていないでしょう。
これで、全チーム誰かが死んだことになるのか・・
この地で生きていくのがどれだけ大変なことか、改めて思い知らされますね。


でも新巻の気づきからも、守られた命が幸せであることは確かだと思います。
大切に思われて、必要だと思われたから守られた命・・

百舌もきっとそう思い、くるみたちを身を呈して守ったのでしょう。


だから悲しい気持ちはあまりしませんね。
彼は目的ー未来の子供たちを守る、をちゃんと体現したのですから。

地上に出たとき、彼らは生きて再会できる喜びをかみしめることでしょう。
そして再び、生活を立て直そうと奮闘するのではないでしょうか。
それこそが、百舌の望んだ姿だと思います。


彼のしたことを許す気持ちはありませんが、それでも彼の最後の選択は間違っていなかったと私は感じます。
どうか安らかに・・。







さて、次回はいよいよ最終回です。

彼らは地上で集結することができるのか。
運命は、小瑠璃に託されましたー。


そして彼らは地下を出た後、何を目指して生きていくこととなるのでしょうか。
最後まで、見届けていきたいと思います!
本当、終わるのが悲しい!!

次回も楽しみです☆