前回、それぞれに敗戦後の覚悟を決める石田派の武将たち。
そんな中逃げ隠れた先で三成派、数奇の威力を思い知る出来事に巡り合いますー。
一方、奪った名物の精査に臨む織部。
彼はその席で、新たにまとめ役となった長安と出会いー?!
新たな出会いは、数奇にどんな影響を与えるのでしょうか。
感想です☆
第160席~ 「星くずの記憶」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
1600年9月。
大津城にて、家康(いえやす)は自分の気がどんどん抜けていくのを感じていた・・。
原因はもちろん、戦に勝ったことだった。
そのことが彼の気力を削ぎ、それ以来武将たちに対しても非情になることができなくなっていた。
家康はそのことを強く感じ、ため息をつく。
わたしは戦に勝って、己に負けてしまった・・。
同刻、宗矩(むねのり)の元に、左太郎(さたろう)が家康への面会を請いに来ているとの知らせが入った。
家康は今はいかなる武将の面会をも受け付けていない。
そこで宗矩は断るために、左太郎の元へ出向く。
左太郎は頭を丸め、仏門の道に入っていた。
彼は自身が西軍についた理由を家康に説明したいと願い出たが、宗矩は投降を勧める。
2人はしばらく睨み合いーやがて左太郎は刀を抜いた。
それは宗矩にとっては、願ってもない展開だった。
彼は以前から剣術に長けていると噂されていた左太郎と、一度手合わせしてみたいと思っていたのだ。
宗矩はまず、左太郎の腕前を検分することにする。
その勢いはすさまじく、筋も良いので彼は感心した。
だが自分には敵わないー。
そう判断した宗矩は、自信も刀を抜き、真っ向から左太郎とぶつかり合う。
宗矩の刀を受けた左太郎は、これは退いた方がいいーと判断した。
そこで彼は目の前の川に飛び込み、その場を逃れる。
結局家康への面会は叶わなかったが、左太郎は宗矩の胸に強烈なインパクトを残したのだった・・。
同月。
左太郎の伏見の屋敷が焼かれた。
その一部始終を見ていた織部(おりべ)は、左太郎は今頃どうしているのだろうか・・とため息をつく。
それから彼は左太郎の屋敷から見つかった名物群の検分に入った。
さすがに織部の弟子だけあって、彼はなかなか良いものをたくさん集めていた。
織部の胸には、その中のいくつかを自分のものにしたい・・という欲望が芽生える。
そこで彼は近くで検分を行っている長安(ながやす)の方を眺めた。
そのためには・・彼と交渉しなければならない。
まだ長安の人となりを理解しかねていた織部は、一度しっかり話し合ってみようーと腹を決めるのだった。
同日ー
三成(みつなり)の元に、徳川軍の手が迫っているという知らせが入った。
おそらく逃げた家臣が通報したのだろう・・。
彼は慌てる家臣たちを横目に、ついにー覚悟を決める。
そこで彼はまず与次郎(よじろう)を逃がし、続いて家臣たちにも自分を置いて行くよう命じた。
その際に三成は家臣に、割れた小茄子を預けた。
そしてそれを繕って、織部の元に届けるように話すのだったー。
そうして1人になった三成は、やってくる徳川軍の武将を自ら迎えに出た。
後は、豊臣(とよとみ)の世が今後も続くよう、祈るのみ・・。
彼は抵抗1つせず、捕らえられることを望んだのだった・・。
逃亡の先。
今回は左太郎が家康への取り次ぎに苦戦するなか、ついに三成が徳川軍に捕らえられた回でした。
まずは家康から。
あの関ケ原での件がきっかけで、気力が抜け落ちてしまったようですね・・。
まぁあのインパクトはすごかったですからね、そうなってしまうのもうなづけます汗)
ただ本来はここから気を引き締めて、どんどん石田派の武将たちを処分し、徳川派の武将たちへの処遇も考えなくてはいけないところです。
いつまでも気が抜けた・・などと言っている場合ではないのですよね。
その辺は家康も分かっているでしょうが、このままの状態が続くと非情な判断をできなくて結果的に骨抜きの治世となってしまう恐れがあります。
ちょっと躁鬱のような状態にも見えるのであまり急かしたくはないのですが、弱みを見せたらすぐ付け込まれるのが乱世の世・・。
戦国の世を終わらせるまでは、どうか気力を保ってほしいと思います。
次は、左太郎。
自分の思いや立場を伝えるために、剃髪して家康の元へやってきた彼。
相当な勇気を振り絞って来たと思われますが、残念ながら家康には会えずじまいでした・・。
これ、あんまり時間が経つとまずいことになりそうなんで、早く決着がつくといいですね。
宗矩は悪いようには言わないでしょうが、家康にはこれから膨大な量の選別が待っています。
なので時間が経つほど、些末に扱われる可能性が上がってしまうと思うので・・。
ここでも織部の助けがあるといいんですけどね。でも互いに連絡が取れていないようなので、今回は難しいかな・・。
左太郎も自分の決断の責任は、自分で取らなければいけないということなのかもしれません。
その結果が、どうか無事で済めばいいのですが・・。
前回も書きましたが、わたしは織部と左太郎の師弟関係が本当に好きなので、ここで左太郎には死んでほしくありません。
家康の寛大な処置を望みます(><)
最後に、三成について。
やっぱり家臣に密告されてしまった三成。
万事休すーということで、もう逃げるのはやめたようです。
ついに徳川軍の元に投降しました。
もはや助かる見込みはなく、ここからはどれだけ自分の意志を伝えて逝けるかに彼は残りの人生を全て賭けるのでしょう。
彼が望むのは、今までのような豊臣の治世が続くことー。
その思いを誰か1人にでも残していければ・・。そんな思いで、最期の時まであがくのではないかと思います。
腹を決めると、人は強いです。それに今の三成は、数奇の力の偉大さをよく理解しています。
きっと彼も光秀のように、最期に何か大きなものを残してくれるのではないでしょうか。
彼の1人きりの寂しそうな姿に、そんなことを考えましたー・・。
最後まで、付き合いたいと思います。
さて、次回は捕らえられた三成が、家康と対峙する話でしょうか。
ついに投降した三成。
まずは家康の元に連れていかれ、そこで沙汰を下されるのでしょう。
久方ぶりに再会する2人。家康は、三成にどんな沙汰を下すのでしょうかー。
またこれにより、石田派の武将たちの刑も執行されるようになるでしょう。
一時代の終わりーその時を、私たちはしっかり見届けましょう。
次回も楽しみです☆
そんな中逃げ隠れた先で三成派、数奇の威力を思い知る出来事に巡り合いますー。
一方、奪った名物の精査に臨む織部。
彼はその席で、新たにまとめ役となった長安と出会いー?!
新たな出会いは、数奇にどんな影響を与えるのでしょうか。
感想です☆
第160席~ 「星くずの記憶」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
1600年9月。
大津城にて、家康(いえやす)は自分の気がどんどん抜けていくのを感じていた・・。
原因はもちろん、戦に勝ったことだった。
そのことが彼の気力を削ぎ、それ以来武将たちに対しても非情になることができなくなっていた。
家康はそのことを強く感じ、ため息をつく。
わたしは戦に勝って、己に負けてしまった・・。
同刻、宗矩(むねのり)の元に、左太郎(さたろう)が家康への面会を請いに来ているとの知らせが入った。
家康は今はいかなる武将の面会をも受け付けていない。
そこで宗矩は断るために、左太郎の元へ出向く。
左太郎は頭を丸め、仏門の道に入っていた。
彼は自身が西軍についた理由を家康に説明したいと願い出たが、宗矩は投降を勧める。
2人はしばらく睨み合いーやがて左太郎は刀を抜いた。
それは宗矩にとっては、願ってもない展開だった。
彼は以前から剣術に長けていると噂されていた左太郎と、一度手合わせしてみたいと思っていたのだ。
宗矩はまず、左太郎の腕前を検分することにする。
その勢いはすさまじく、筋も良いので彼は感心した。
だが自分には敵わないー。
そう判断した宗矩は、自信も刀を抜き、真っ向から左太郎とぶつかり合う。
宗矩の刀を受けた左太郎は、これは退いた方がいいーと判断した。
そこで彼は目の前の川に飛び込み、その場を逃れる。
結局家康への面会は叶わなかったが、左太郎は宗矩の胸に強烈なインパクトを残したのだった・・。
同月。
左太郎の伏見の屋敷が焼かれた。
その一部始終を見ていた織部(おりべ)は、左太郎は今頃どうしているのだろうか・・とため息をつく。
それから彼は左太郎の屋敷から見つかった名物群の検分に入った。
さすがに織部の弟子だけあって、彼はなかなか良いものをたくさん集めていた。
織部の胸には、その中のいくつかを自分のものにしたい・・という欲望が芽生える。
そこで彼は近くで検分を行っている長安(ながやす)の方を眺めた。
そのためには・・彼と交渉しなければならない。
まだ長安の人となりを理解しかねていた織部は、一度しっかり話し合ってみようーと腹を決めるのだった。
同日ー
三成(みつなり)の元に、徳川軍の手が迫っているという知らせが入った。
おそらく逃げた家臣が通報したのだろう・・。
彼は慌てる家臣たちを横目に、ついにー覚悟を決める。
そこで彼はまず与次郎(よじろう)を逃がし、続いて家臣たちにも自分を置いて行くよう命じた。
その際に三成は家臣に、割れた小茄子を預けた。
そしてそれを繕って、織部の元に届けるように話すのだったー。
そうして1人になった三成は、やってくる徳川軍の武将を自ら迎えに出た。
後は、豊臣(とよとみ)の世が今後も続くよう、祈るのみ・・。
彼は抵抗1つせず、捕らえられることを望んだのだった・・。
逃亡の先。
今回は左太郎が家康への取り次ぎに苦戦するなか、ついに三成が徳川軍に捕らえられた回でした。
まずは家康から。
あの関ケ原での件がきっかけで、気力が抜け落ちてしまったようですね・・。
まぁあのインパクトはすごかったですからね、そうなってしまうのもうなづけます汗)
ただ本来はここから気を引き締めて、どんどん石田派の武将たちを処分し、徳川派の武将たちへの処遇も考えなくてはいけないところです。
いつまでも気が抜けた・・などと言っている場合ではないのですよね。
その辺は家康も分かっているでしょうが、このままの状態が続くと非情な判断をできなくて結果的に骨抜きの治世となってしまう恐れがあります。
ちょっと躁鬱のような状態にも見えるのであまり急かしたくはないのですが、弱みを見せたらすぐ付け込まれるのが乱世の世・・。
戦国の世を終わらせるまでは、どうか気力を保ってほしいと思います。
次は、左太郎。
自分の思いや立場を伝えるために、剃髪して家康の元へやってきた彼。
相当な勇気を振り絞って来たと思われますが、残念ながら家康には会えずじまいでした・・。
これ、あんまり時間が経つとまずいことになりそうなんで、早く決着がつくといいですね。
宗矩は悪いようには言わないでしょうが、家康にはこれから膨大な量の選別が待っています。
なので時間が経つほど、些末に扱われる可能性が上がってしまうと思うので・・。
ここでも織部の助けがあるといいんですけどね。でも互いに連絡が取れていないようなので、今回は難しいかな・・。
左太郎も自分の決断の責任は、自分で取らなければいけないということなのかもしれません。
その結果が、どうか無事で済めばいいのですが・・。
前回も書きましたが、わたしは織部と左太郎の師弟関係が本当に好きなので、ここで左太郎には死んでほしくありません。
家康の寛大な処置を望みます(><)
最後に、三成について。
やっぱり家臣に密告されてしまった三成。
万事休すーということで、もう逃げるのはやめたようです。
ついに徳川軍の元に投降しました。
もはや助かる見込みはなく、ここからはどれだけ自分の意志を伝えて逝けるかに彼は残りの人生を全て賭けるのでしょう。
彼が望むのは、今までのような豊臣の治世が続くことー。
その思いを誰か1人にでも残していければ・・。そんな思いで、最期の時まであがくのではないかと思います。
腹を決めると、人は強いです。それに今の三成は、数奇の力の偉大さをよく理解しています。
きっと彼も光秀のように、最期に何か大きなものを残してくれるのではないでしょうか。
彼の1人きりの寂しそうな姿に、そんなことを考えましたー・・。
最後まで、付き合いたいと思います。
さて、次回は捕らえられた三成が、家康と対峙する話でしょうか。
ついに投降した三成。
まずは家康の元に連れていかれ、そこで沙汰を下されるのでしょう。
久方ぶりに再会する2人。家康は、三成にどんな沙汰を下すのでしょうかー。
またこれにより、石田派の武将たちの刑も執行されるようになるでしょう。
一時代の終わりーその時を、私たちはしっかり見届けましょう。
次回も楽しみです☆
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