今回から、16巻です!
前回、いよいよ始まった家康の治世。
そんな中、織部の元には三成からの預かり物を持った与次郎がやってきます。
彼に魅せられた花入れに、三成の数奇を見出した織部。
彼は自身が数奇の芽を摘んでしまったのではないかと後悔に襲われー?!
感想です☆
第165席~ 「アイ・ラブ・ユー、OF」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
1604年、瀬戸屋は大繁盛していた。
店に入ろうとする人たちで外に列ができるほどで、購入数にも制限がかかる始末だった。
そんな中、野々村宗達(ののむらそうたつ)も、瀬戸屋を訪れていた。
彼は注文しえちた美濃焼を見せてもらい、その素晴らしい出来に全身を震わせる。
年寄りたちにはその魅力は分からないようだったが、宗達にはその織部(おりべ)好みの器は全てが完璧に思えた。
これは家宝にしようー。
思わず彼が器に頬ずりしていると、そこにかぶき者集団が乗り込んできた。
彼らは皮袴組と呼ばれる集団で、いきなり瀬戸屋に金を投げつけると、それで緑釉の器をありったけ寄こすように迫った。
先に注文を済ませてもらわないと、器は渡せないー。
瀬戸屋は恐怖を感じながらも、毅然とした態度でその申し出を断る。
正則(まさのり)と縁がある宗達が側にいることもあってか、瀬戸屋は強気だった。
彼が戦いになっても構わないという姿勢を見せるので、皮袴組は一旦退くことにしたようだ。
中心の男は、最後に名乗って店を出て行く。
その名は、左門(さもん)。有楽斎(うらくさい)の息子だったー。
ようやく騒ぎが収まり、宗達はほっと胸を撫で下ろした。
彼には左門の気持ちを理解することができた。だが・・左門は、決してひょうげ者ではない、と宗達は思った。
左門はどちらかというと、政宗(まさむね)の真似事だ。織部好みとは、何かが違う・・。
その何かが知りたくて、宗達はため息をついた。
一度織部に会ってみたいー。
彼のその思いは以前からあったが、この件でますます膨らんでいくのだった。
その後俵屋に戻った宗達は、光悦(こうえつ)が来るというので出迎えた。
光悦の用件は、自身が詠んだ歌を扇に描いてほしいというものだった。
宗達はその注文を受けながら、以前から頼んでいた件の進捗を尋ねる。
それは織部へつないでほしい、というものだった。
筆頭茶頭として忙しい織部だ。なかなか捕まらないため、今までは我慢してきていた。
だが先刻の件で、彼の中の織部への思いは膨れ上がりきっていたのだー。
その気配を悟ったか、光悦は1つ機会がある、と提案した。
それは8月に迎える秀吉(ひでよし)の7回忌の席に出向いたらどうか、というものだった。
ついに織部に会えるー!!
宗達は光悦に感謝し、必ずその場に出向くことを決意するのだった。
織部好み。
今回は徳川の世となり、織部好みの器がますます人気を博すようになった話でした。
いつのまにか、3年経過!
徳川の世は特に大きな反乱もなく、平和に続いているようです。
町民たちの間にも活気が戻ってきていますね。
そんな中で出てきた新たな人物が、宗達と左門。
好みは違いますが、どちらも徳川の世の中で数奇を楽しもうとしている姿が印象的でした。
特に宗達は、これから織部の新弟子となって数奇を広めていくのに一役買いそうですね。
対する左門は、独自の数奇を作り上げていく対抗馬みたいな形になるのかな。
政宗も含めて、これからは武による戦いではなく数奇による戦いが起きそうな予感がしました。
最大の懸念はその戦いよりも、数奇を理解しない徳川一族の方だと思います。
これからどんどん締め付けも厳しくなり織部も脇にやられてしまうかもしれないので、どんな形であれ数奇を後世に引き継いでいく事が大事となります。
その点では、数奇の種類は色々とあっていいでしょう。その中の1つでも残ってくれれば、今を生きる人たちも安心できるものですしね。
理解し合えなくてもいい。どんな形であっても、数奇を楽しむ人が増えてくれればいいー。
これからはそんな世の中を目指すべきかな、と今回の話を読んで感じました。
徳川の治世もすっかり落ち着いた頃だからこそ、数奇の力を伸ばす好機でもあります。
信長、秀吉と2人の治世の中で着々と数奇の芽を伸ばしてきた織部。彼は今度はどんな数奇の形を見せてくれるのかー。
まずは緑釉の器の完成ですかね。
期待が膨らむ回でした。どうかこれからも私たちを楽しませてください(^^)
さて、次回は秀吉の七回忌で、織部と宗達が出会う話でしょうか。
戦争もすっかり落ち着き、町民たちの数奇への関心も高まる時世。
織部に会いたいと願う宗達は、その機会を得ることができるのでしょうかー。
そして2人の出会いは、今後の数奇の世界にどんな影響を及ぼしていくのでしょうかー?
次回も楽しみです☆
前回、いよいよ始まった家康の治世。
そんな中、織部の元には三成からの預かり物を持った与次郎がやってきます。
彼に魅せられた花入れに、三成の数奇を見出した織部。
彼は自身が数奇の芽を摘んでしまったのではないかと後悔に襲われー?!
感想です☆
第165席~ 「アイ・ラブ・ユー、OF」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
1604年、瀬戸屋は大繁盛していた。
店に入ろうとする人たちで外に列ができるほどで、購入数にも制限がかかる始末だった。
そんな中、野々村宗達(ののむらそうたつ)も、瀬戸屋を訪れていた。
彼は注文しえちた美濃焼を見せてもらい、その素晴らしい出来に全身を震わせる。
年寄りたちにはその魅力は分からないようだったが、宗達にはその織部(おりべ)好みの器は全てが完璧に思えた。
これは家宝にしようー。
思わず彼が器に頬ずりしていると、そこにかぶき者集団が乗り込んできた。
彼らは皮袴組と呼ばれる集団で、いきなり瀬戸屋に金を投げつけると、それで緑釉の器をありったけ寄こすように迫った。
先に注文を済ませてもらわないと、器は渡せないー。
瀬戸屋は恐怖を感じながらも、毅然とした態度でその申し出を断る。
正則(まさのり)と縁がある宗達が側にいることもあってか、瀬戸屋は強気だった。
彼が戦いになっても構わないという姿勢を見せるので、皮袴組は一旦退くことにしたようだ。
中心の男は、最後に名乗って店を出て行く。
その名は、左門(さもん)。有楽斎(うらくさい)の息子だったー。
ようやく騒ぎが収まり、宗達はほっと胸を撫で下ろした。
彼には左門の気持ちを理解することができた。だが・・左門は、決してひょうげ者ではない、と宗達は思った。
左門はどちらかというと、政宗(まさむね)の真似事だ。織部好みとは、何かが違う・・。
その何かが知りたくて、宗達はため息をついた。
一度織部に会ってみたいー。
彼のその思いは以前からあったが、この件でますます膨らんでいくのだった。
その後俵屋に戻った宗達は、光悦(こうえつ)が来るというので出迎えた。
光悦の用件は、自身が詠んだ歌を扇に描いてほしいというものだった。
宗達はその注文を受けながら、以前から頼んでいた件の進捗を尋ねる。
それは織部へつないでほしい、というものだった。
筆頭茶頭として忙しい織部だ。なかなか捕まらないため、今までは我慢してきていた。
だが先刻の件で、彼の中の織部への思いは膨れ上がりきっていたのだー。
その気配を悟ったか、光悦は1つ機会がある、と提案した。
それは8月に迎える秀吉(ひでよし)の7回忌の席に出向いたらどうか、というものだった。
ついに織部に会えるー!!
宗達は光悦に感謝し、必ずその場に出向くことを決意するのだった。
織部好み。
今回は徳川の世となり、織部好みの器がますます人気を博すようになった話でした。
いつのまにか、3年経過!
徳川の世は特に大きな反乱もなく、平和に続いているようです。
町民たちの間にも活気が戻ってきていますね。
そんな中で出てきた新たな人物が、宗達と左門。
好みは違いますが、どちらも徳川の世の中で数奇を楽しもうとしている姿が印象的でした。
特に宗達は、これから織部の新弟子となって数奇を広めていくのに一役買いそうですね。
対する左門は、独自の数奇を作り上げていく対抗馬みたいな形になるのかな。
政宗も含めて、これからは武による戦いではなく数奇による戦いが起きそうな予感がしました。
最大の懸念はその戦いよりも、数奇を理解しない徳川一族の方だと思います。
これからどんどん締め付けも厳しくなり織部も脇にやられてしまうかもしれないので、どんな形であれ数奇を後世に引き継いでいく事が大事となります。
その点では、数奇の種類は色々とあっていいでしょう。その中の1つでも残ってくれれば、今を生きる人たちも安心できるものですしね。
理解し合えなくてもいい。どんな形であっても、数奇を楽しむ人が増えてくれればいいー。
これからはそんな世の中を目指すべきかな、と今回の話を読んで感じました。
徳川の治世もすっかり落ち着いた頃だからこそ、数奇の力を伸ばす好機でもあります。
信長、秀吉と2人の治世の中で着々と数奇の芽を伸ばしてきた織部。彼は今度はどんな数奇の形を見せてくれるのかー。
まずは緑釉の器の完成ですかね。
期待が膨らむ回でした。どうかこれからも私たちを楽しませてください(^^)
さて、次回は秀吉の七回忌で、織部と宗達が出会う話でしょうか。
戦争もすっかり落ち着き、町民たちの数奇への関心も高まる時世。
織部に会いたいと願う宗達は、その機会を得ることができるのでしょうかー。
そして2人の出会いは、今後の数奇の世界にどんな影響を及ぼしていくのでしょうかー?
次回も楽しみです☆
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