前回、指名手配され追われる身となってしまったうしお。
そんな彼を助けたのは、記者の守矢でした。
彼が紹介したいという人の元へ走るうしおたち。
しかしそこに、謎の男が現れー?!
感想です☆
第四十五章「雨に現れ、雨に消え」~ 其ノ参「現れ、去る・・」
※ネタバレあり※
◎あらすじ◎
守矢(もりや)の車は襲撃を受けて横転した。
間髪入れず、とらが出て行ってバイクの男に雷撃を放つ。
うしおは守矢を運転席から引きずり出すと、改めて男を見た。
やっぱり・・俺はあの技を見たことがある・・。
錫を使い戦う男。信じたくなかったが、うしおもとらも今や確信していた。
この男は・・秋葉流(あきばながれ)だ!!
とらは彼がかぶるゴーグルとヘルメットに狙いを定めた。
そして爪でその2つをはぎ取る。
すると予想どおり、中からは流の顔がのぞいた。
彼は不敵な笑みを浮かべ、うしおととらに挨拶する。
どうやら彼は記憶を失っていないようだ・・。
そのことに安堵しつつも、うしおは信じられずに尋ねた。
どうして攻撃してきたのかーと。
それに対し流は、自分が記憶を失っていない理由を考えればわかるだろー?とにやついた。
考えたくなかった。その可能性だけは・・。
うしおは愕然とし、身を震わせる。
つまり・・流は白面の者側だということなのかー?
彼はそのまま戦いを続けたがったが、事故の一報を聞きつけパトカーが走ってくるのを見て、退却することにした。
自分は婢妖に操られているわけじゃないからなー。
どこまでもこれは自分の意志だ、と主張して彼は去っていく・・。
うしおはただ茫然と、その背中を見送るしかできないのだった。
その後、うしおと守矢は逃走の件などもあって警察に捕まった。
流のこともあって、うしおには抵抗する気力もなかった。
が、そのままパトカーに乗り込もうとしていたその時だった。
大型のトレーラーが現場に滑り込んでくる。
そのトレーラーの横面には、特殊災害対策室の名が刻んであった。
それを見た守矢は、彼らが会わせるはずだった人たちだーと言った。
うしおも、その名に見覚えがあった。そして、彼はようやく事態を呑み込んだ。
そうか、HAMMERのおじさんたちか・・!!
彼らが今回の一連の事件にどう関わっているのかはわからない。
しかしうしおは、何か希望が見えたようなそんな気がするのだった・・。
流の離反
今回は流が白面の側についたことを知り、うしおがショックを受ける話でした。
攻撃してきた時点で薄々感じてはいたものの、本人の口から聞くとやっぱりショックですね。
まさか法力僧でもある彼が光覇明宗を裏切って白面の側につくなんて・・。
一体流の身に、何があったのでしょうかー。
バイクの男による襲撃を受けたうしおたち。
幸い大きな怪我はなく、彼らは横転した車から脱出します。
そのバイクの男に向かっていくとら。そしてその戦いを見守るうしお。
2人には、バイクの男が誰なのかうっすらとわかっていました。
そう、その人は流だったのですー。
なんと流は白面の側につくことにし、うしおたちを倒すために襲ってきたとのこと。
うしおが信じられないのもわかります。彼はうしおにとって兄のような存在だったし、獣の槍継承候補者たちとも仲が良かったのですから・・。
どうして彼が白面につくつもりになったのか、その辺は改めてしっかりと本人の口から聞きたいですね。
ただ1つ心当たりにあるのが、彼が常に面白いことや強い相手を求めていたこと。
うしおに協力しようと思ったのも、そのほうが面白いからですよね。
だからもしかしたら、今の局面では白面についたほうが面白い・・と考えたのではないでしょうか。
そんな短絡的だとは信じたくないけど、1つの可能性としてはあるのかなーと・・。
いずれにせよ、流とは最終戦で戦うことになりそうですね。
うしおはきっと戦えないだろうから、とらが相手になる感じかな・・。
かつては協力関係にあり、互いに相手のことを気に入って付き合っていると思っていただけに、読者にとってもこの展開は辛いですが、それぞれの思いがあって今こうなっているのも事実。
どちらも真剣であるなら、ぶつかり合うことで見えてくるものもあるのでしょう。
そのうえで、最終的にはまた流と手を取り合えるようになるといいな・・と思います。
さて、今回はもう1つ展開がありました。
それは、うしおとの面会を求めていたのあHAMMERだったとわかったこと。
守矢の話からするに、彼らも記憶は失っていないようですね。どういうことなんだろう・・?
理由はわからないですが、彼らの科学力は本物です。
味方になってくれるなら、心強いですね。
そして外国人でありながら要職についている彼らなら、日本の警察などにも顔を効かせることができるでしょう。
これでうしおたちが捕まる心配もなくなったかな・・。
今はそんなことしている場合じゃないですからね。ほっとしました。
うしおたちの知らないところでも色々と事態が動いているので、毎回新たな驚きに気が抜けませんね。
次回、HAMMER機関はどんな情報を明かしてくれるのかー期待して待ちたいと思います。
さて、次回はうしおがHAMMER機関の面々と再会する回でしょうか。
HAMMER機関といえば、ニコラスとマルコですね。
あの事件の後も日本で働いていたはずですが、彼らはどうして記憶を失っていないのでしょうかー。
そして2人がうしおたちに伝えたいこととは・・?!
次回も楽しみです☆
そんな彼を助けたのは、記者の守矢でした。
彼が紹介したいという人の元へ走るうしおたち。
しかしそこに、謎の男が現れー?!
感想です☆
第四十五章「雨に現れ、雨に消え」~ 其ノ参「現れ、去る・・」
※ネタバレあり※
◎あらすじ◎
守矢(もりや)の車は襲撃を受けて横転した。
間髪入れず、とらが出て行ってバイクの男に雷撃を放つ。
うしおは守矢を運転席から引きずり出すと、改めて男を見た。
やっぱり・・俺はあの技を見たことがある・・。
錫を使い戦う男。信じたくなかったが、うしおもとらも今や確信していた。
この男は・・秋葉流(あきばながれ)だ!!
とらは彼がかぶるゴーグルとヘルメットに狙いを定めた。
そして爪でその2つをはぎ取る。
すると予想どおり、中からは流の顔がのぞいた。
彼は不敵な笑みを浮かべ、うしおととらに挨拶する。
どうやら彼は記憶を失っていないようだ・・。
そのことに安堵しつつも、うしおは信じられずに尋ねた。
どうして攻撃してきたのかーと。
それに対し流は、自分が記憶を失っていない理由を考えればわかるだろー?とにやついた。
考えたくなかった。その可能性だけは・・。
うしおは愕然とし、身を震わせる。
つまり・・流は白面の者側だということなのかー?
彼はそのまま戦いを続けたがったが、事故の一報を聞きつけパトカーが走ってくるのを見て、退却することにした。
自分は婢妖に操られているわけじゃないからなー。
どこまでもこれは自分の意志だ、と主張して彼は去っていく・・。
うしおはただ茫然と、その背中を見送るしかできないのだった。
その後、うしおと守矢は逃走の件などもあって警察に捕まった。
流のこともあって、うしおには抵抗する気力もなかった。
が、そのままパトカーに乗り込もうとしていたその時だった。
大型のトレーラーが現場に滑り込んでくる。
そのトレーラーの横面には、特殊災害対策室の名が刻んであった。
それを見た守矢は、彼らが会わせるはずだった人たちだーと言った。
うしおも、その名に見覚えがあった。そして、彼はようやく事態を呑み込んだ。
そうか、HAMMERのおじさんたちか・・!!
彼らが今回の一連の事件にどう関わっているのかはわからない。
しかしうしおは、何か希望が見えたようなそんな気がするのだった・・。
流の離反
今回は流が白面の側についたことを知り、うしおがショックを受ける話でした。
攻撃してきた時点で薄々感じてはいたものの、本人の口から聞くとやっぱりショックですね。
まさか法力僧でもある彼が光覇明宗を裏切って白面の側につくなんて・・。
一体流の身に、何があったのでしょうかー。
バイクの男による襲撃を受けたうしおたち。
幸い大きな怪我はなく、彼らは横転した車から脱出します。
そのバイクの男に向かっていくとら。そしてその戦いを見守るうしお。
2人には、バイクの男が誰なのかうっすらとわかっていました。
そう、その人は流だったのですー。
なんと流は白面の側につくことにし、うしおたちを倒すために襲ってきたとのこと。
うしおが信じられないのもわかります。彼はうしおにとって兄のような存在だったし、獣の槍継承候補者たちとも仲が良かったのですから・・。
どうして彼が白面につくつもりになったのか、その辺は改めてしっかりと本人の口から聞きたいですね。
ただ1つ心当たりにあるのが、彼が常に面白いことや強い相手を求めていたこと。
うしおに協力しようと思ったのも、そのほうが面白いからですよね。
だからもしかしたら、今の局面では白面についたほうが面白い・・と考えたのではないでしょうか。
そんな短絡的だとは信じたくないけど、1つの可能性としてはあるのかなーと・・。
いずれにせよ、流とは最終戦で戦うことになりそうですね。
うしおはきっと戦えないだろうから、とらが相手になる感じかな・・。
かつては協力関係にあり、互いに相手のことを気に入って付き合っていると思っていただけに、読者にとってもこの展開は辛いですが、それぞれの思いがあって今こうなっているのも事実。
どちらも真剣であるなら、ぶつかり合うことで見えてくるものもあるのでしょう。
そのうえで、最終的にはまた流と手を取り合えるようになるといいな・・と思います。
さて、今回はもう1つ展開がありました。
それは、うしおとの面会を求めていたのあHAMMERだったとわかったこと。
守矢の話からするに、彼らも記憶は失っていないようですね。どういうことなんだろう・・?
理由はわからないですが、彼らの科学力は本物です。
味方になってくれるなら、心強いですね。
そして外国人でありながら要職についている彼らなら、日本の警察などにも顔を効かせることができるでしょう。
これでうしおたちが捕まる心配もなくなったかな・・。
今はそんなことしている場合じゃないですからね。ほっとしました。
うしおたちの知らないところでも色々と事態が動いているので、毎回新たな驚きに気が抜けませんね。
次回、HAMMER機関はどんな情報を明かしてくれるのかー期待して待ちたいと思います。
さて、次回はうしおがHAMMER機関の面々と再会する回でしょうか。
HAMMER機関といえば、ニコラスとマルコですね。
あの事件の後も日本で働いていたはずですが、彼らはどうして記憶を失っていないのでしょうかー。
そして2人がうしおたちに伝えたいこととは・・?!
次回も楽しみです☆
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