前回、白面の者の強大な力の前になすすべのない人間たち。
一方うしおと須磨子は、岩柱を脱出しようと試みます。
その過程で須磨子と揉めたうしお。
彼は失意のなか、1人白面の元へ向かってしまいますー!
感想です☆
第四十八章「雷鳴の海」~ 其ノ八「決裂」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
獣の槍に任せて、うしおは白面の者の元へ突入していった。
その間、彼の胸の中にはこれまでの様々な思い出とそれを奪われた怒りが満ちていった。
友達も家もなくした。母親に叩かれもした。
それら全部、白面お前がいたからだー!!
返せ、俺の人生を。憎い・・お前が憎い!!!
怒りのままにぶつかっていくうしお。
その姿に須磨子(すまこ)は警鐘を鳴らす。
だめ、憎しみでは白面は倒せない・・!!
うしおに気づいた白面は、まずはくらぎを繰り出した。
その後はあやかし、シュムナ、斗和子(とわこ)・・
次々現れるかつて倒したはずの敵に、うしおは驚きそして絶望する。
こいつらに殺された人たちがたくさんいる。それも全部白面のせいだったのだ。
彼は獣の槍を振り上げた。
そこに、とらが止めに入る。
彼を見た途端、うしおの中の熱がいくらか引いた。
それに気づいたとらは、この妖怪たちは白面の尾が変化したものなのだ、と説明する。
おそらく白面は今の世を探るために、くらぎたちを送り出しては悪さをしていたのだろう・・。
とらの話に、落ち着き始めていたうしおの血はまた沸騰しかける。
するととらはまたうしおを止め、勢い任せにならずに落ち着けーと諭した。
そんな2人のやりとりを見ていた白面は、笑い出した。
美しいものだよな・・。
そうつぶやき、彼は2人を煽る。
妖怪のあがきも人間たちの滅ぶ姿も、獣の槍の無力な様子もすべて美しいものだよ・・。
それから彼は、死んだあの男もさぞ美しい光景を見せてくれたのだろうな・・と口にした。
死んだ男・・?
訳が分からず眉をひそめるうしおに、彼は告げた。
それは流(ながれ)のことだーと。
流・・!!
その名を聞いた瞬間、うしおはとらに流のことを任せたことを思い出した。
そうだ、とらは流と戦ったはずだ。じゃあ、今兄ちゃんは何をしている・・?
彼はとらに尋ねた。するととらは隠そうともせず、ただ事実だけを述べた。
流は死んだ。自分が殺したーと・・。
それを聞いたうしおは、全身の力が抜けていくのを感じた。
嘘だ、そう信じたかった。
だがとらは決して否定しようとはしなかった。
・・また、1人奪われた。
実感が伴うにつれて、うしおの心はどんどん悲しみに捕らわれていった。
さっきまでの白面への怒りも、いつしかとらへの怒りに代わっていく・・。
とらならどうにかしてくれると思っていたのに・・。
その思いは、より裏切られたという気持ちをうしおに植え付けた。
彼はもうとらを許すことができなかった。
怒りが悲しみが、彼の体を覆いつくす。
うしおはその場で慟哭の声をあげるのだった・・。
裏切り
今回は流が死んだことを知ったうしおが、とらに裏切られたと感じ絶望する回でした。
ついにうしおに流のことが知られてしまいましたね。
とら、言い訳1つせずえらかったよ・・。
うしおの精神状態が、今はとにかく心配です。。
須磨子に叩かれた絶望に苛まれたまま、白面の者への怒りを胸に海上へと飛び出たうしお。
そんな彼の様子に気づいたとらは、白面に向かっていこうとするのを止めます。
うしおの思い、辛いですね。
どれだけ1人で耐えていたのかと思うと、本当にやるせない。
もうどこで心が折れるかわからないほどボロボロだったのですよね。それに気づけなくてごめんね・・。
そんな彼、とらがいることに気づいたときにはわずかですが正気を取り戻しました。
やっぱりうしおにとってとらは特別なんだな。
この騒ぎでも彼のことを忘れないでいてくれましたからね、今2人の絆は一段と強固になっていたのだと思います。
しかし白面によって、その絆は無残にも破壊されようとしています。
このタイミングで流の死を伝えるなんて、本当に嫌な奴!!
頭が切れすぎですよね。
とらを信頼し、流の件を任せていたうしお。
それがすべて崩れ去ったときの絶望、ここまでの流れを考えると最後の一押しになってしまったことは間違いないでしょう。
今、うしおの心はボロボロに砕かれ壊れてしまいました・・。
とらへの愛情はある。でもそれでも許せない・・。
今のうしおの心は、そんな状態でしょう。
それに加えこれまでのことがすべて積み重なってきて、もう自分でも制御ができなくなってしまっているのだと思います。
このままだと彼はとらに激しい怒りをぶつけてしまうのでしょうね。
本当のことを知ってほしいなと思いますが、今はそんな時間はないしうしおの耳にも届かなそう。
おそらく2人の関係は一旦完全に壊れてしまうのではないでしょうかー。
今の状況でそれは最悪手ですが、うしおにはどんな言葉も今は届かなそう。
一旦怒りを全て放出し、落ち着いてもらうまではどうにもならないかもしれないですね。
その間に白面の侵攻がどれだけ進んでしまうかを考えると恐ろしいけど、それでもどうしようもないからな・・。
まさかここまでひどい状況になってしまうとは想像もしていませんでしたね。
これもすべて白面の手の内なのだとしたら、本当に大変な相手を敵としてしまいました。
この状況を打破する一手ー今の人間と妖怪たちは持ち合わせているのでしょうか・・。
嘆くばかりではどうしようもないですが、有効な手が見つからず気ばかり焦りますね。
うしおが一刻も早く怒りから醒め、冷静になれることを今は祈るばかりです。。
さて、次回はうしおととらが絶好状態となる回でしょうか。
白面の者によって、流がとらに殺されたことを知ったうしお。
事情も聞かず、彼はただ悲しみと怒りに心を呑まれていってしまいます・・。
このままではうしおととらの仲にもひびが入ってしまいますね。
それを避ける方法はあるのでしょうかー・・?
次回も楽しみです☆
一方うしおと須磨子は、岩柱を脱出しようと試みます。
その過程で須磨子と揉めたうしお。
彼は失意のなか、1人白面の元へ向かってしまいますー!
感想です☆
第四十八章「雷鳴の海」~ 其ノ八「決裂」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
獣の槍に任せて、うしおは白面の者の元へ突入していった。
その間、彼の胸の中にはこれまでの様々な思い出とそれを奪われた怒りが満ちていった。
友達も家もなくした。母親に叩かれもした。
それら全部、白面お前がいたからだー!!
返せ、俺の人生を。憎い・・お前が憎い!!!
怒りのままにぶつかっていくうしお。
その姿に須磨子(すまこ)は警鐘を鳴らす。
だめ、憎しみでは白面は倒せない・・!!
うしおに気づいた白面は、まずはくらぎを繰り出した。
その後はあやかし、シュムナ、斗和子(とわこ)・・
次々現れるかつて倒したはずの敵に、うしおは驚きそして絶望する。
こいつらに殺された人たちがたくさんいる。それも全部白面のせいだったのだ。
彼は獣の槍を振り上げた。
そこに、とらが止めに入る。
彼を見た途端、うしおの中の熱がいくらか引いた。
それに気づいたとらは、この妖怪たちは白面の尾が変化したものなのだ、と説明する。
おそらく白面は今の世を探るために、くらぎたちを送り出しては悪さをしていたのだろう・・。
とらの話に、落ち着き始めていたうしおの血はまた沸騰しかける。
するととらはまたうしおを止め、勢い任せにならずに落ち着けーと諭した。
そんな2人のやりとりを見ていた白面は、笑い出した。
美しいものだよな・・。
そうつぶやき、彼は2人を煽る。
妖怪のあがきも人間たちの滅ぶ姿も、獣の槍の無力な様子もすべて美しいものだよ・・。
それから彼は、死んだあの男もさぞ美しい光景を見せてくれたのだろうな・・と口にした。
死んだ男・・?
訳が分からず眉をひそめるうしおに、彼は告げた。
それは流(ながれ)のことだーと。
流・・!!
その名を聞いた瞬間、うしおはとらに流のことを任せたことを思い出した。
そうだ、とらは流と戦ったはずだ。じゃあ、今兄ちゃんは何をしている・・?
彼はとらに尋ねた。するととらは隠そうともせず、ただ事実だけを述べた。
流は死んだ。自分が殺したーと・・。
それを聞いたうしおは、全身の力が抜けていくのを感じた。
嘘だ、そう信じたかった。
だがとらは決して否定しようとはしなかった。
・・また、1人奪われた。
実感が伴うにつれて、うしおの心はどんどん悲しみに捕らわれていった。
さっきまでの白面への怒りも、いつしかとらへの怒りに代わっていく・・。
とらならどうにかしてくれると思っていたのに・・。
その思いは、より裏切られたという気持ちをうしおに植え付けた。
彼はもうとらを許すことができなかった。
怒りが悲しみが、彼の体を覆いつくす。
うしおはその場で慟哭の声をあげるのだった・・。
裏切り
今回は流が死んだことを知ったうしおが、とらに裏切られたと感じ絶望する回でした。
ついにうしおに流のことが知られてしまいましたね。
とら、言い訳1つせずえらかったよ・・。
うしおの精神状態が、今はとにかく心配です。。
須磨子に叩かれた絶望に苛まれたまま、白面の者への怒りを胸に海上へと飛び出たうしお。
そんな彼の様子に気づいたとらは、白面に向かっていこうとするのを止めます。
うしおの思い、辛いですね。
どれだけ1人で耐えていたのかと思うと、本当にやるせない。
もうどこで心が折れるかわからないほどボロボロだったのですよね。それに気づけなくてごめんね・・。
そんな彼、とらがいることに気づいたときにはわずかですが正気を取り戻しました。
やっぱりうしおにとってとらは特別なんだな。
この騒ぎでも彼のことを忘れないでいてくれましたからね、今2人の絆は一段と強固になっていたのだと思います。
しかし白面によって、その絆は無残にも破壊されようとしています。
このタイミングで流の死を伝えるなんて、本当に嫌な奴!!
頭が切れすぎですよね。
とらを信頼し、流の件を任せていたうしお。
それがすべて崩れ去ったときの絶望、ここまでの流れを考えると最後の一押しになってしまったことは間違いないでしょう。
今、うしおの心はボロボロに砕かれ壊れてしまいました・・。
とらへの愛情はある。でもそれでも許せない・・。
今のうしおの心は、そんな状態でしょう。
それに加えこれまでのことがすべて積み重なってきて、もう自分でも制御ができなくなってしまっているのだと思います。
このままだと彼はとらに激しい怒りをぶつけてしまうのでしょうね。
本当のことを知ってほしいなと思いますが、今はそんな時間はないしうしおの耳にも届かなそう。
おそらく2人の関係は一旦完全に壊れてしまうのではないでしょうかー。
今の状況でそれは最悪手ですが、うしおにはどんな言葉も今は届かなそう。
一旦怒りを全て放出し、落ち着いてもらうまではどうにもならないかもしれないですね。
その間に白面の侵攻がどれだけ進んでしまうかを考えると恐ろしいけど、それでもどうしようもないからな・・。
まさかここまでひどい状況になってしまうとは想像もしていませんでしたね。
これもすべて白面の手の内なのだとしたら、本当に大変な相手を敵としてしまいました。
この状況を打破する一手ー今の人間と妖怪たちは持ち合わせているのでしょうか・・。
嘆くばかりではどうしようもないですが、有効な手が見つからず気ばかり焦りますね。
うしおが一刻も早く怒りから醒め、冷静になれることを今は祈るばかりです。。
さて、次回はうしおととらが絶好状態となる回でしょうか。
白面の者によって、流がとらに殺されたことを知ったうしお。
事情も聞かず、彼はただ悲しみと怒りに心を呑まれていってしまいます・・。
このままではうしおととらの仲にもひびが入ってしまいますね。
それを避ける方法はあるのでしょうかー・・?
次回も楽しみです☆
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