前回、白面の者の前に敗れた東西の妖怪たち。
白面は結界を破り、日本列島を滅ぼそうと向かいますー。
それを追うとらと、彼の過去を見てきたというキリオ。
そしてその物語には、うしおも巻き込まれていき・・?!
感想です☆
第五十章「とら」~ 其ノ弐「遠景Ⅰ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
うしおはとらの過去に引き込まれていった・・。
気が付くと、彼は誰かの中に入っていた。
目の前には星空が広がるばかりで、自分がだれでどこにいるのかもわからない。
その耳に、ふと赤ん坊の声が聞こえた。
更に目をこらすと、何かが燃える匂いがすることに彼は気付いた。
そしてー彼は見る。
付近に何体もの屍が転がっているのを・・。
同刻、キリオはこれまでの経緯を真由子(まゆこ)に説明していた。
彼はうしおと別れた後、白面の者のことを調べるために小夜(さや)の元へ行った。
事情を聞いた小夜は協力を約束し、時逆(ときさか)と時順(ときじゅん)を呼び出した。
2人も話を聞くと、キリオを過去へと連れていってくれた。
そこは獣の槍がかつて中国中の妖怪を倒した後に封印された場所で、深い山の中だった・・。
うしおはどうやら、見知らぬ少年の中に入っているようだった。
その人物はシャガクシャと呼ばれ、いつも周囲の者に蔑まれ生きていた。
彼が住んでいる国がどこかもわからない。
うしおにわかるのはただ1つ、シャガクシャの中で燃える恨みの炎だった。
シャガクシャはなぜか呪いの子と呼ばれ、忌み嫌われていた。
彼はいつも1人で、いつも周囲の者たちを恨んでいた。
その感情の中で、うしおはあることに気づく。
シャガクシャはただ悲しんでいるのではない。その恨みという感情をどこか楽しんでいる節があるということを・・。
それからどれくらい経ったのか。
気が付くとシャガクシャは青年になり、たくましい体つきで戦に参加していた。
彼はそこで活躍してみせた。
うしおはその光景を見ながら、シャガクシャがまた人を憎むことを彼が楽しんでいるのを感じる。
シャガクシャは偉大な戦績を修め、今では人々に崇められる存在になっていた。
これまでとはまったく違う対応に、彼は喜ぶ。
だがその心の奥には、まだ憎しみの炎が燃えていた・・。
その2つの相反した感情を持つシャガクシャのことを、うしおはどこか恐ろしいと感じるようになっていた。
こいつの強さは、憎しみの心から生まれている。そして彼は憎しみを強めるほどに、その感情に快感を覚えるようになっているんだ・・。
その頃ーキリオは中国の山で、誰かが現れるのを待っていた。
そこに、1人のボロボロになった男性がやってくる。
彼は獣の槍を見つけると、震えながら近づこうとした。
そこでキリオはその男性に声をかけてみることにした。
他に人がいることに気づいた男は目を見開き、更にそれがキリオだとわかると驚愕の表情を浮かべた。
そう、彼はなぜか知っていたのだ、キリオのことを・・。
はるか過去の物語
今回はうしおとキリオがそれぞれ過去の物語を体験した話でした。
なるほど、違う時間軸の話が並行で語られるのですね。
時系列的には、うしおのほうが前なのかな?獣の槍の話も出てこないですしね・・。
こっちは中国とは違う国のようなので、2つの物語がどこでリンクするのか楽しみです。
しばらくは過去編を堪能したいと思います。
海の中でとらの物語に引き込まれていったうしお。
気が付くと彼はシャガクシャという少年の体に入っていて、彼の人生を一緒に体験するようになっていました。
呪いの子と呼ばれ、人々から疎まれてきた少年シャガクシャ。
彼は常に憎しみ恨みの気持ちを内に秘め、その気持ちをばねに強く育っていきました。
この少年がとらの人間体なのかな?まだよくわかりませんね・・。
彼の身の上に同情しつつも、そのうちに眠る負の感情に恐れを覚えるうしお。
やがてシャガクシャは成長し、その気持ちを力に戦争で功績を示すようになっていきますー。
そうして国の英雄になっても、未だ人間を憎み続けるシャガクシャ。
そこで今回は終わりでしたが、ここから彼はどのように成長していくのでしょうね。
最後に出てきた姉弟が彼の人生を変える存在となるのかな。
今は何もわからないので、続きを待つだけですね。
ただ白面や獣の槍に関しては中国が起源だと思っていたので、中東のような見た目の国の物語が始まったことには注目していきたいですね。
ここからどうやってとらと白面の因縁につながるのか、そして中国へと話が移動するのかー
引き続き注視していきたいと思います。
さて、一方キリオ。
彼は真由子たちに過去に行ってみてきたことを語りました。
キリオのほうが行ったのは、獣の槍が封印されたころの中国。
こっちのほうが読者にもなじみがありますね。白面が日本に移動した頃かな?
そこにやってきた1人のボロボロの男性。年齢もかなりいっているようですが、果たしてこの人物は誰なのでしょうかー。
なんでキリオの名前を知っているのかもわからないし、この人物に心当たりないなぁ・・。
2つの物語はどんな真実をわたしたちに見せてくれるのかー
楽しみに次回を待ちましょう。
ということで、次回は過去編の続きですね。
戦争で武功を修め、ヒーローとなったシャガクシャ。
一方キリオは過去の中国で、1人の男性と出会います。
2つの時間軸の違う物語。
この2つはわたしたちにどんな世界を見せてくれるのでしょうかー。
次回も楽しみです☆
白面は結界を破り、日本列島を滅ぼそうと向かいますー。
それを追うとらと、彼の過去を見てきたというキリオ。
そしてその物語には、うしおも巻き込まれていき・・?!
感想です☆
第五十章「とら」~ 其ノ弐「遠景Ⅰ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
うしおはとらの過去に引き込まれていった・・。
気が付くと、彼は誰かの中に入っていた。
目の前には星空が広がるばかりで、自分がだれでどこにいるのかもわからない。
その耳に、ふと赤ん坊の声が聞こえた。
更に目をこらすと、何かが燃える匂いがすることに彼は気付いた。
そしてー彼は見る。
付近に何体もの屍が転がっているのを・・。
同刻、キリオはこれまでの経緯を真由子(まゆこ)に説明していた。
彼はうしおと別れた後、白面の者のことを調べるために小夜(さや)の元へ行った。
事情を聞いた小夜は協力を約束し、時逆(ときさか)と時順(ときじゅん)を呼び出した。
2人も話を聞くと、キリオを過去へと連れていってくれた。
そこは獣の槍がかつて中国中の妖怪を倒した後に封印された場所で、深い山の中だった・・。
うしおはどうやら、見知らぬ少年の中に入っているようだった。
その人物はシャガクシャと呼ばれ、いつも周囲の者に蔑まれ生きていた。
彼が住んでいる国がどこかもわからない。
うしおにわかるのはただ1つ、シャガクシャの中で燃える恨みの炎だった。
シャガクシャはなぜか呪いの子と呼ばれ、忌み嫌われていた。
彼はいつも1人で、いつも周囲の者たちを恨んでいた。
その感情の中で、うしおはあることに気づく。
シャガクシャはただ悲しんでいるのではない。その恨みという感情をどこか楽しんでいる節があるということを・・。
それからどれくらい経ったのか。
気が付くとシャガクシャは青年になり、たくましい体つきで戦に参加していた。
彼はそこで活躍してみせた。
うしおはその光景を見ながら、シャガクシャがまた人を憎むことを彼が楽しんでいるのを感じる。
シャガクシャは偉大な戦績を修め、今では人々に崇められる存在になっていた。
これまでとはまったく違う対応に、彼は喜ぶ。
だがその心の奥には、まだ憎しみの炎が燃えていた・・。
その2つの相反した感情を持つシャガクシャのことを、うしおはどこか恐ろしいと感じるようになっていた。
こいつの強さは、憎しみの心から生まれている。そして彼は憎しみを強めるほどに、その感情に快感を覚えるようになっているんだ・・。
その頃ーキリオは中国の山で、誰かが現れるのを待っていた。
そこに、1人のボロボロになった男性がやってくる。
彼は獣の槍を見つけると、震えながら近づこうとした。
そこでキリオはその男性に声をかけてみることにした。
他に人がいることに気づいた男は目を見開き、更にそれがキリオだとわかると驚愕の表情を浮かべた。
そう、彼はなぜか知っていたのだ、キリオのことを・・。
はるか過去の物語
今回はうしおとキリオがそれぞれ過去の物語を体験した話でした。
なるほど、違う時間軸の話が並行で語られるのですね。
時系列的には、うしおのほうが前なのかな?獣の槍の話も出てこないですしね・・。
こっちは中国とは違う国のようなので、2つの物語がどこでリンクするのか楽しみです。
しばらくは過去編を堪能したいと思います。
海の中でとらの物語に引き込まれていったうしお。
気が付くと彼はシャガクシャという少年の体に入っていて、彼の人生を一緒に体験するようになっていました。
呪いの子と呼ばれ、人々から疎まれてきた少年シャガクシャ。
彼は常に憎しみ恨みの気持ちを内に秘め、その気持ちをばねに強く育っていきました。
この少年がとらの人間体なのかな?まだよくわかりませんね・・。
彼の身の上に同情しつつも、そのうちに眠る負の感情に恐れを覚えるうしお。
やがてシャガクシャは成長し、その気持ちを力に戦争で功績を示すようになっていきますー。
そうして国の英雄になっても、未だ人間を憎み続けるシャガクシャ。
そこで今回は終わりでしたが、ここから彼はどのように成長していくのでしょうね。
最後に出てきた姉弟が彼の人生を変える存在となるのかな。
今は何もわからないので、続きを待つだけですね。
ただ白面や獣の槍に関しては中国が起源だと思っていたので、中東のような見た目の国の物語が始まったことには注目していきたいですね。
ここからどうやってとらと白面の因縁につながるのか、そして中国へと話が移動するのかー
引き続き注視していきたいと思います。
さて、一方キリオ。
彼は真由子たちに過去に行ってみてきたことを語りました。
キリオのほうが行ったのは、獣の槍が封印されたころの中国。
こっちのほうが読者にもなじみがありますね。白面が日本に移動した頃かな?
そこにやってきた1人のボロボロの男性。年齢もかなりいっているようですが、果たしてこの人物は誰なのでしょうかー。
なんでキリオの名前を知っているのかもわからないし、この人物に心当たりないなぁ・・。
2つの物語はどんな真実をわたしたちに見せてくれるのかー
楽しみに次回を待ちましょう。
ということで、次回は過去編の続きですね。
戦争で武功を修め、ヒーローとなったシャガクシャ。
一方キリオは過去の中国で、1人の男性と出会います。
2つの時間軸の違う物語。
この2つはわたしたちにどんな世界を見せてくれるのでしょうかー。
次回も楽しみです☆
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