前回、シャガクシャという背に縁んを通して過去の記憶を見るうしお。
武勲を立てたシャガクシャは、次第に英雄として頭角を表していきますー。
そんな中、彼が出会ったラーマとその姉。
まっすぐな2人との交流で、シャガクシャはどう変わっていくのでしょうか?
感想です☆
第五十章「とら」~ 其ノ四「遠景Ⅲ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
ラーマとその姉と過ごすことで、シャガクシャの生活も価値観も徐々に変化を生じていった。
今までの彼は、すべての人間を憎み生きてきた。
だが2人を恨み憎むことが、彼にはできなかったのだ・・。
そうしていつしか、シャガクシャは2人の前でならほほえみすら見せるようになっていた。
だがそんな平和な日々は長くは続かず、彼らの国は不利な状況での敵国からの攻めを受けた。
これまで戦いの最前線にいたシャガクシャは、戦いが始まればすぐにこの国が蹂躙されることを知っていた。
そんなことは彼にはどうでもよかった。
だがただ1つーそこにラーマたち姉弟が巻き込まれることだけは、彼は許せなかった。
そこで戦地に立つようにとの命に背き、シャガクシャはまず姉のほうを国から脱出させようとした。
事情を知らない姉は、人々を見捨てて自分だけ逃げるなどできないと訴えた。
しかしシャガクシャは聞かず、ただ2人を助けたいという思いで山の中を走った。
がーそんな2人を待ち構えるように、山の中には敵国の弓隊が潜んでいた。
彼らは獲物を得たとばかりに、2人に向かって無数の弓を引いた。
その矢は姉を守ろうとしたシャガクシャの背中に、そして姉の心臓に突き立つ・・。
死ぬな!!
シャガクシャは何度も叫んだ。
しかし姉の呼吸は段々と弱まっていき、やがて彼女は息を引き取った。
わたし・・シャガクシャ様の口の中に隠れていればよかった・・。
それが彼女の最期の言葉だった。
その死が受け入れられず、シャガクシャはただがむしゃらに敵に向かっていき破壊の限りを尽くすー
そうして彼が完全に憎しみに囚われた時だった。
その身にー異変が訪れた。
突然頭が痛み、肩が盛り上がり裂けるようにうずいた。
その盛り上がった部分から何かが飛び出してくるー!
礼を言うぞ、シャガクシャ。ついに現身を手に入れた。
お前の憎しみを暗い、我はお前の身の内で育ったーーー!!
そこに現れた姿に、うしおは息を呑む。
なんとそれは、白面の者だったのだー。
誕生
今回はシャガクシャが戦乱でラーマの姉を喪い錯乱したところから、白面の者が生まれた話でした。
ええーー!!とらの話だと思ってたら、白面のほうだったのか!!
全然予想してなかったから本気でびっくりしちゃいました。
本当に呪いの子じゃないか・・。
なぜシャガクシャが選ばれたのかはわかりませんが、彼が生まれるときにその体に取り付き、ずっと養分を得て出現の機会を窺っていたということですよね・・。
無限の時間があるとはいえ、壮大な計画に頭がくらくらしますね。
ラーマの姉を喪い、戦地に置いてきたラーマの消息もわからない状態。
このうえ自分の身のうちに妖怪がいたなんて知ったら、シャガクシャの精神状態はどうなってしまうのでしょうかー・・。
ラーマ姉弟と知り合い、少しずつ人間としての温かい感情を覚えていくシャガクシャ。
今までに浮かべたことのない笑みすら見せるようになり、彼がどれだけこの姉弟を大事に思っているかがよくわかりますね。
しかし平和はつかの間ーあっというまにまた戦争が始まってしまいました。
しかも今度は敵国のほうが圧倒的有利という厳しい戦い。
前線に立つよう指示されたシャガクシャですが、敗北を悟って逃げることを選びます。
その道中に一緒に連れていこうと、姉の腕を引くシャガクシャ。
おそらくラーマは戦地に駆り出されているのでしょうね。後で助けに行くつもりだったのかな・・。
彼の安否も心配です。
が、ラーマのことを心配する前に、シャガクシャと姉のほうが絶体絶命のピンチに。
待ち伏せしていた弓隊によって、彼らは全身に弓を浴びてしまいました・・。
姉を守ろうと背を盾にしたシャガクシャのほうは何とか無事でしたが、姉のほうは真正面から矢を受けて亡くなる事態に。
これに動揺したシャガクシャは怒りや憎しみ、恨みでいっぱいになり、そこにいる兵士たちを全て蹂躙し殺していってしまいますー。
そして・・彼の怒りが最大に達したとき、ついに彼の中に息づいていた命が人間界に現れてしまいました。
そう、シャガクシャの中には白面の者が潜んでいて、ずっと出現の機会を窺っていたのですーー!!
おそらくシャガクシャが生まれたときに光に包まれていましたが、あの時に白面の者は彼の体に潜んだのでしょう。
なぜシャガクシャが選ばれたのかはわかりませんが、きっと彼の負の感情も白面がいることによる影響もあったのでしょうね。
知らないうちに人生を操縦されてたとわかったら、シャガクシャはどんな思いがするでしょう・・気の毒でならない・・。
次回、その辺の事情が白面から語られるのでしょう。
そして自由になった白面は、インドを地獄に変えるのでしょうね・・。
その後に中国に移動したのかな。キリオのほうにいる男性についても、この辺りで語られるのではないでしょうか。
後はどの過程でとらが生まれるのかも引き続き気になりますね。
やっぱり中国に行ってからなのかな?
もう少し過去編は続きそうなので、しっかりと見ていきたいと思います。
さて、次回は白面の者によってシャガクシャとの因縁が語られる話でしょうか。
シャガクシャの中から現れた白面の者。
彼はシャガクシャの憎しみや恨みを栄養にして、虎視眈々と誕生のときを狙っていたようです・・。
なぜ今生まれたのか。なぜ器にシャガクシャが選ばれたのか。
そして白面が誕生した今、インドの運命はー?!
次回も楽しみです☆
武勲を立てたシャガクシャは、次第に英雄として頭角を表していきますー。
そんな中、彼が出会ったラーマとその姉。
まっすぐな2人との交流で、シャガクシャはどう変わっていくのでしょうか?
感想です☆
第五十章「とら」~ 其ノ四「遠景Ⅲ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
ラーマとその姉と過ごすことで、シャガクシャの生活も価値観も徐々に変化を生じていった。
今までの彼は、すべての人間を憎み生きてきた。
だが2人を恨み憎むことが、彼にはできなかったのだ・・。
そうしていつしか、シャガクシャは2人の前でならほほえみすら見せるようになっていた。
だがそんな平和な日々は長くは続かず、彼らの国は不利な状況での敵国からの攻めを受けた。
これまで戦いの最前線にいたシャガクシャは、戦いが始まればすぐにこの国が蹂躙されることを知っていた。
そんなことは彼にはどうでもよかった。
だがただ1つーそこにラーマたち姉弟が巻き込まれることだけは、彼は許せなかった。
そこで戦地に立つようにとの命に背き、シャガクシャはまず姉のほうを国から脱出させようとした。
事情を知らない姉は、人々を見捨てて自分だけ逃げるなどできないと訴えた。
しかしシャガクシャは聞かず、ただ2人を助けたいという思いで山の中を走った。
がーそんな2人を待ち構えるように、山の中には敵国の弓隊が潜んでいた。
彼らは獲物を得たとばかりに、2人に向かって無数の弓を引いた。
その矢は姉を守ろうとしたシャガクシャの背中に、そして姉の心臓に突き立つ・・。
死ぬな!!
シャガクシャは何度も叫んだ。
しかし姉の呼吸は段々と弱まっていき、やがて彼女は息を引き取った。
わたし・・シャガクシャ様の口の中に隠れていればよかった・・。
それが彼女の最期の言葉だった。
その死が受け入れられず、シャガクシャはただがむしゃらに敵に向かっていき破壊の限りを尽くすー
そうして彼が完全に憎しみに囚われた時だった。
その身にー異変が訪れた。
突然頭が痛み、肩が盛り上がり裂けるようにうずいた。
その盛り上がった部分から何かが飛び出してくるー!
礼を言うぞ、シャガクシャ。ついに現身を手に入れた。
お前の憎しみを暗い、我はお前の身の内で育ったーーー!!
そこに現れた姿に、うしおは息を呑む。
なんとそれは、白面の者だったのだー。
誕生
今回はシャガクシャが戦乱でラーマの姉を喪い錯乱したところから、白面の者が生まれた話でした。
ええーー!!とらの話だと思ってたら、白面のほうだったのか!!
全然予想してなかったから本気でびっくりしちゃいました。
本当に呪いの子じゃないか・・。
なぜシャガクシャが選ばれたのかはわかりませんが、彼が生まれるときにその体に取り付き、ずっと養分を得て出現の機会を窺っていたということですよね・・。
無限の時間があるとはいえ、壮大な計画に頭がくらくらしますね。
ラーマの姉を喪い、戦地に置いてきたラーマの消息もわからない状態。
このうえ自分の身のうちに妖怪がいたなんて知ったら、シャガクシャの精神状態はどうなってしまうのでしょうかー・・。
ラーマ姉弟と知り合い、少しずつ人間としての温かい感情を覚えていくシャガクシャ。
今までに浮かべたことのない笑みすら見せるようになり、彼がどれだけこの姉弟を大事に思っているかがよくわかりますね。
しかし平和はつかの間ーあっというまにまた戦争が始まってしまいました。
しかも今度は敵国のほうが圧倒的有利という厳しい戦い。
前線に立つよう指示されたシャガクシャですが、敗北を悟って逃げることを選びます。
その道中に一緒に連れていこうと、姉の腕を引くシャガクシャ。
おそらくラーマは戦地に駆り出されているのでしょうね。後で助けに行くつもりだったのかな・・。
彼の安否も心配です。
が、ラーマのことを心配する前に、シャガクシャと姉のほうが絶体絶命のピンチに。
待ち伏せしていた弓隊によって、彼らは全身に弓を浴びてしまいました・・。
姉を守ろうと背を盾にしたシャガクシャのほうは何とか無事でしたが、姉のほうは真正面から矢を受けて亡くなる事態に。
これに動揺したシャガクシャは怒りや憎しみ、恨みでいっぱいになり、そこにいる兵士たちを全て蹂躙し殺していってしまいますー。
そして・・彼の怒りが最大に達したとき、ついに彼の中に息づいていた命が人間界に現れてしまいました。
そう、シャガクシャの中には白面の者が潜んでいて、ずっと出現の機会を窺っていたのですーー!!
おそらくシャガクシャが生まれたときに光に包まれていましたが、あの時に白面の者は彼の体に潜んだのでしょう。
なぜシャガクシャが選ばれたのかはわかりませんが、きっと彼の負の感情も白面がいることによる影響もあったのでしょうね。
知らないうちに人生を操縦されてたとわかったら、シャガクシャはどんな思いがするでしょう・・気の毒でならない・・。
次回、その辺の事情が白面から語られるのでしょう。
そして自由になった白面は、インドを地獄に変えるのでしょうね・・。
その後に中国に移動したのかな。キリオのほうにいる男性についても、この辺りで語られるのではないでしょうか。
後はどの過程でとらが生まれるのかも引き続き気になりますね。
やっぱり中国に行ってからなのかな?
もう少し過去編は続きそうなので、しっかりと見ていきたいと思います。
さて、次回は白面の者によってシャガクシャとの因縁が語られる話でしょうか。
シャガクシャの中から現れた白面の者。
彼はシャガクシャの憎しみや恨みを栄養にして、虎視眈々と誕生のときを狙っていたようです・・。
なぜ今生まれたのか。なぜ器にシャガクシャが選ばれたのか。
そして白面が誕生した今、インドの運命はー?!
次回も楽しみです☆
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