今回から、33巻です!
インフル罹患してしまい、更新遅れてしまいました。すみません。。
前回、紅蓮との戦いに決着をつけた鏢。
彼は母娘に看取られながら、自身の家族の元へと旅立っていきました・・。
一方、紅蓮を呼び続ける白面の者。
しかしそこに彼が現れることは、ついになかったのでしたー。
感想です☆
第五十四章「太陽に命届くまで」~ 其ノ壱「娘 静かに舞い降りぬ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
白面の者は、結界に引きずられて西の方角へと動き始めた。
だが彼の抵抗も凄まじい。
皆、もっと力を結集させなければーとそれぞれの場所で必死に耐える。
もう少しで、真由子(まゆこ)たちのいる霊域の海へたどり着く。
そうすれば再び白面を結界内に封じ込めることができるのだー
一縷の望みを胸に、皆は戦う。
だがーそれだけでは足りないことも、皆わかっていた。
うしおと獣の槍は復活した。だが彼だけでは白面は倒せない。
そこで須磨子(すまこ)は真由子に、行って起こしてあげてほしい・・と頼んだ。
真由子はうなづくと、霊体をその身から飛ばす。
霊体はすぐさま、とらが倒れている淡路島沖の海へと向かうのだった。
そこではーとらが1人横たわっていた。
うしおの血をもらって辛うじて命はつないだものの、白面との戦いで体に大穴が開き、彼はもはや動くことができない状態だった。
そもそも、なんで自分はこんな目に遭っているんだ・・。
1人だからか、彼はふとこれまでのことに思いを巡らしていた。
今までは戦って負けたことなどなかった。でも白面には負けて、体に穴まで開いてしまった。
これが潮時なのかもしれないー・・
そう思ってこのまま海に流されてしまおうかと考えた時だった。
彼の前に、突然真由子が現れた。
彼女は再会を喜ぶと、懐から櫛を取り出した。
それは道中、彼女が紫暮(しぐれ)から借りてきたもので、神居古潭でうしおに使用した櫛でもあった。
この櫛で梳けば、とらも人間に戻るのよ・・。
そう言って真由子は毛を梳く。
戸惑うとらに、彼女は色々と語りかけながら優しく櫛を往復させた。
戦いが終わったら色んなところへ行こうね。どこかへ戻っちゃわないでね。
わたしを必ず食べてね・・
そう話す彼女の瞳からは、次々と涙がこぼれ落ちる。
とらは眉間に皺を寄せると、当たり前だ、うしおの次に絶対に食べてやる!と意気込んで見せた。
うしお君の次・・?それじゃとらちゃん、わたしのことをずっと食べないつもりだね。
真由子は笑いながら、とらの体に抱き着き泣いた。
好きだよ、大好き。だから死なないで・・
それから彼女は、自分がお役目様の任についたことを明かした。
だから自分はこれから何百年も生きることになる。その間、ずっと側にいて守ってね。
だがそれを聞いたとらは、そんなもの今白面をぶっ壊して終わらせちまえばいい、と憤った。
これ以上苦しむ奴が生まれてたまるか。
お前がそんな役につく必要はない。お前は俺に食われていればいいんだ。
うしおなら絶対に何とかするはずだーーー!!
だって・・お前とわしならどんな敵だってやっつけられるはずじゃないかー・・
その時、彼は気付いた。
いつのまにか胸の穴が気にならなくなっていたことに。いつのまにか・・戦う気概に満ちていたことに。
真由子はうなづき、もう胸に穴はないよ・・と言った。
その姿が次第に薄れ遠ざかり、消えてゆく・・。
うしお、そして真由子への信頼がとらの生命力を吹き返させた。
今、とらはうしおたちのいる方角に向かって力強く飛び立つのだった。
とらと真由子
今回は瀕死のとらを生き返らせるために、真由子が彼の元を訪れた回でした。
2人の関係もここに極まれりーー!!という感じで、尊すぎて涙が止まらない泣)
お役目様という大任を突然負った真由子にとっても、心の支えになっていたのはうしおととらだったんですね。
互いが互いを必要とし、支え合うことでここまで来れた。
絆の強さが戦いを動かすということをまた実感させてくれたエピソードでした。
とらの戦意もしっかり復活したし、これで再びうしおと戦えそうですね。
とらと再会したときが、いよいよ本当に最後の戦いの時かな。
白面の者も確実に射程圏内に捕らえていますし、今度こそ決定的にとどめを刺してくれることを願っています。
頑張れ、皆ーーー!!
紅蓮の助太刀もなく、様々な結界の力によって移動を封じられた白面の者。
彼は霊力の強まる場所へと引きずられていきます。
しかし抵抗はすさまじく、まだ予断を許さない状態・・。
少しでも気を抜けば白面に復活されそうで気が抜けませんね。
その理由は、とらの不在にもあるのでしょう・・。
皆薄々そのことに気づいているからこそ、今回は真由子が動きました。
まぁとらといえば真由子だもんなぁ。うしお以外にとらの力になる存在といえば、彼女しか思い浮かびません。
ここで真由子が動くのはすごく自然な流れに思えて、同時にすごく癒される展開でなぜだかひどくほっとしました。
傷つき戦う意欲をなくしたとらの元に降り立った、真由子の霊体。
彼女は優しくとらの毛を梳き、ずっと側にいてほしいと何度も伝えます。
真由子が言うと本当に温かくて癒されるなぁ。それと同時にすごく切なくて、真由子と一緒に泣いちゃいました。
早くこの戦い終わってほしい・・。
それに対しとらも少しずつ日常を思い出し、何が大事だったかを思い出していきます。
そうして彼の心に浮かんだ2人の人物ーうしおと真由子。
2人を食べるまでは死ねない、と発奮した彼はいつのまにか傷も癒え、再び戦いへ向かう意欲をにじませます。
うしおと2人なら、白面の物を倒すことができるーーー!!
今、皆の思いとリンクしたように、とらの心にもその思いがあふれてきています。
出会った頃には巻和えられなかったほど、今ではうしおにとってもとらにとっても相手はなくてはならない存在なのですよね。
それがとらの口から語られるの、何よりもうれしく思います。
これからとらが戦いに加われば、いよいよ白面にとどめを刺すときが来るのでしょう。
今や皆の悲願は、うしおととらの2人に託されました。
すべての人たちがそう願っているといっても過言ではないほど、2人への信用信頼はかつてないほどに高まっています。
その思いをすべて1つにし、2人は白面にぶつけることができるのか。
そして今度こそ悲劇の歴史を終わらせることができるのか。
いよいよ次回、うしおととらが再タッグを組みます。
彼らの最後の戦い、どんなものになるのか1つも見逃さないようしっかりとついていこうと思います。
さて、次回はうしおととらが再び手を取り合う回ですね。
瀕死の状況で真由子と会ったことにより、再び戦う力を得たとら。
うしおと2人でなら、白面の者を倒せるーー!!
そう確信した彼は、うしおたちのいる空へと向かいます。
いよいよ本当に最後の戦い。
うしおととらは白面の物を下し、平和を皆の元に取り戻すことができるのでしょうかー?!
次回も楽しみです☆
インフル罹患してしまい、更新遅れてしまいました。すみません。。
前回、紅蓮との戦いに決着をつけた鏢。
彼は母娘に看取られながら、自身の家族の元へと旅立っていきました・・。
一方、紅蓮を呼び続ける白面の者。
しかしそこに彼が現れることは、ついになかったのでしたー。
感想です☆
第五十四章「太陽に命届くまで」~ 其ノ壱「娘 静かに舞い降りぬ」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
白面の者は、結界に引きずられて西の方角へと動き始めた。
だが彼の抵抗も凄まじい。
皆、もっと力を結集させなければーとそれぞれの場所で必死に耐える。
もう少しで、真由子(まゆこ)たちのいる霊域の海へたどり着く。
そうすれば再び白面を結界内に封じ込めることができるのだー
一縷の望みを胸に、皆は戦う。
だがーそれだけでは足りないことも、皆わかっていた。
うしおと獣の槍は復活した。だが彼だけでは白面は倒せない。
そこで須磨子(すまこ)は真由子に、行って起こしてあげてほしい・・と頼んだ。
真由子はうなづくと、霊体をその身から飛ばす。
霊体はすぐさま、とらが倒れている淡路島沖の海へと向かうのだった。
そこではーとらが1人横たわっていた。
うしおの血をもらって辛うじて命はつないだものの、白面との戦いで体に大穴が開き、彼はもはや動くことができない状態だった。
そもそも、なんで自分はこんな目に遭っているんだ・・。
1人だからか、彼はふとこれまでのことに思いを巡らしていた。
今までは戦って負けたことなどなかった。でも白面には負けて、体に穴まで開いてしまった。
これが潮時なのかもしれないー・・
そう思ってこのまま海に流されてしまおうかと考えた時だった。
彼の前に、突然真由子が現れた。
彼女は再会を喜ぶと、懐から櫛を取り出した。
それは道中、彼女が紫暮(しぐれ)から借りてきたもので、神居古潭でうしおに使用した櫛でもあった。
この櫛で梳けば、とらも人間に戻るのよ・・。
そう言って真由子は毛を梳く。
戸惑うとらに、彼女は色々と語りかけながら優しく櫛を往復させた。
戦いが終わったら色んなところへ行こうね。どこかへ戻っちゃわないでね。
わたしを必ず食べてね・・
そう話す彼女の瞳からは、次々と涙がこぼれ落ちる。
とらは眉間に皺を寄せると、当たり前だ、うしおの次に絶対に食べてやる!と意気込んで見せた。
うしお君の次・・?それじゃとらちゃん、わたしのことをずっと食べないつもりだね。
真由子は笑いながら、とらの体に抱き着き泣いた。
好きだよ、大好き。だから死なないで・・
それから彼女は、自分がお役目様の任についたことを明かした。
だから自分はこれから何百年も生きることになる。その間、ずっと側にいて守ってね。
だがそれを聞いたとらは、そんなもの今白面をぶっ壊して終わらせちまえばいい、と憤った。
これ以上苦しむ奴が生まれてたまるか。
お前がそんな役につく必要はない。お前は俺に食われていればいいんだ。
うしおなら絶対に何とかするはずだーーー!!
だって・・お前とわしならどんな敵だってやっつけられるはずじゃないかー・・
その時、彼は気付いた。
いつのまにか胸の穴が気にならなくなっていたことに。いつのまにか・・戦う気概に満ちていたことに。
真由子はうなづき、もう胸に穴はないよ・・と言った。
その姿が次第に薄れ遠ざかり、消えてゆく・・。
うしお、そして真由子への信頼がとらの生命力を吹き返させた。
今、とらはうしおたちのいる方角に向かって力強く飛び立つのだった。
とらと真由子
今回は瀕死のとらを生き返らせるために、真由子が彼の元を訪れた回でした。
2人の関係もここに極まれりーー!!という感じで、尊すぎて涙が止まらない泣)
お役目様という大任を突然負った真由子にとっても、心の支えになっていたのはうしおととらだったんですね。
互いが互いを必要とし、支え合うことでここまで来れた。
絆の強さが戦いを動かすということをまた実感させてくれたエピソードでした。
とらの戦意もしっかり復活したし、これで再びうしおと戦えそうですね。
とらと再会したときが、いよいよ本当に最後の戦いの時かな。
白面の者も確実に射程圏内に捕らえていますし、今度こそ決定的にとどめを刺してくれることを願っています。
頑張れ、皆ーーー!!
紅蓮の助太刀もなく、様々な結界の力によって移動を封じられた白面の者。
彼は霊力の強まる場所へと引きずられていきます。
しかし抵抗はすさまじく、まだ予断を許さない状態・・。
少しでも気を抜けば白面に復活されそうで気が抜けませんね。
その理由は、とらの不在にもあるのでしょう・・。
皆薄々そのことに気づいているからこそ、今回は真由子が動きました。
まぁとらといえば真由子だもんなぁ。うしお以外にとらの力になる存在といえば、彼女しか思い浮かびません。
ここで真由子が動くのはすごく自然な流れに思えて、同時にすごく癒される展開でなぜだかひどくほっとしました。
傷つき戦う意欲をなくしたとらの元に降り立った、真由子の霊体。
彼女は優しくとらの毛を梳き、ずっと側にいてほしいと何度も伝えます。
真由子が言うと本当に温かくて癒されるなぁ。それと同時にすごく切なくて、真由子と一緒に泣いちゃいました。
早くこの戦い終わってほしい・・。
それに対しとらも少しずつ日常を思い出し、何が大事だったかを思い出していきます。
そうして彼の心に浮かんだ2人の人物ーうしおと真由子。
2人を食べるまでは死ねない、と発奮した彼はいつのまにか傷も癒え、再び戦いへ向かう意欲をにじませます。
うしおと2人なら、白面の物を倒すことができるーーー!!
今、皆の思いとリンクしたように、とらの心にもその思いがあふれてきています。
出会った頃には巻和えられなかったほど、今ではうしおにとってもとらにとっても相手はなくてはならない存在なのですよね。
それがとらの口から語られるの、何よりもうれしく思います。
これからとらが戦いに加われば、いよいよ白面にとどめを刺すときが来るのでしょう。
今や皆の悲願は、うしおととらの2人に託されました。
すべての人たちがそう願っているといっても過言ではないほど、2人への信用信頼はかつてないほどに高まっています。
その思いをすべて1つにし、2人は白面にぶつけることができるのか。
そして今度こそ悲劇の歴史を終わらせることができるのか。
いよいよ次回、うしおととらが再タッグを組みます。
彼らの最後の戦い、どんなものになるのか1つも見逃さないようしっかりとついていこうと思います。
さて、次回はうしおととらが再び手を取り合う回ですね。
瀕死の状況で真由子と会ったことにより、再び戦う力を得たとら。
うしおと2人でなら、白面の者を倒せるーー!!
そう確信した彼は、うしおたちのいる空へと向かいます。
いよいよ本当に最後の戦い。
うしおととらは白面の物を下し、平和を皆の元に取り戻すことができるのでしょうかー?!
次回も楽しみです☆
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