前回、うしおがクリスマスに少年を助けるという温かい物語が描かれました。
彼が今年は須磨子たちと幸せなクリスマスを過ごしていることを願ってやみません。
さて、いよいよ外伝も最終回。
最後の物語は誰が活躍するのでしょうかー?
感想です☆
第6話「永夜黎明」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
とらは思い出す。
あいつと会うまでは、ずっと暗黒の闇を漂っていたことを。
それが当然だと思っていたことを。
そう、あいつと出会うまではー
それは、うしおと出会うずっと前のことだった。
その頃のとらは妖怪の中でも無類の強さを誇り、毎日退屈な日々を過ごしていた。
そんなある日、彼は獣の槍を持つ青年と出会う。
だがその青年はなぜかひどく臆病で、とても槍を持つ器があるとは言えない人物だった。
実際青年も獣の槍など持ちたくないと言い、槍に半ば操られるようにして仕方なくとらの前に現れた始末だった。
とらは拍子抜けしながらも、青年と戦おうと拳を振るう。
しかし青年はその時、何かに気を取られたようだった。
彼の視線の先を追ったとらは、山に赤い提灯が複数灯っているのを見る。
その光は山童の人身御供の灯りだ・・と青年は話した。
そしてそれに彼の大事な人みさおが選ばれたことも・・。
説明しながらも、たまらず青年は山のほうへと駆けていく。
自分と戦うというのはどうしたんだー?!
困惑しながら、とらはその後を追う。
山までの道で、青年草太郎(そうたろう)は更に詳しいことをとらに明かした。
それによれば、彼とみさおはこの近くの村の出身で、互いに小作の家に生まれたのだそうだ。
草太郎は小さいときからのろまで意気地がなく、いつも周りの子供たちにいじめられているような子だった。
そんな中みさおだけはいつも彼を気にかけ、世話を焼いてくれたのだという。
いつしか草太郎はみさおに惹かれ、彼女に釣り合う男になりたいと考えるようになった。
そこで侍になれば彼女と結婚できるかも・・そう考えた草太郎は戦にも参加するようになる。
しかし生来臆病な彼は、戦場にはとことん向いていなかった。
何とか生き延びたものの、彼は常に恐怖に怯えていた。
そんな最中に偶然出会ったのが、獣の槍だったのだー。
槍はなぜか草太郎を持ち主に選び、それ以来彼らは妖怪退治に精を出すようになった。
槍を使うごとに、自身の魂が削られていることに草太郎は何となく気づいていた。
だがそれでも1人になるよりは、ずっと怯えて暮らすよりはましだーと彼は槍を使い続けるのをやめなかった・・。
事情を聞いたとらは、草太郎が段々と化物に近づいてきていることに気づく。
つまり彼の体はもう限界に近いのだ・・。
それでも草太郎はみさおを救うため、山へと入っていくのだった。
山の中では、みさおが神に向けて祈りをささげていた。
だがそこに、彼女を食らおうとする妖怪が現れる。
そのあまりの恐ろしさに、みさおは悲鳴をあげた。
しかし彼女を助ける者などあるはずもなく、やがて彼女はあきらめて食われるのを待った・・。
とそこに、草太郎ととらがやってきた。
草太郎は妖怪を見て恐怖に怯み、更にみさおが囚われているためになかなか手を出すこともできなかった。
しびれを切らしたとらは、代わりに妖怪たちを殴り飛ばす。
その間に草太郎はみさおを取り返し、彼女を強く抱きしめた。
だが妖怪たちのほうが数は多い。このままではやられてしまうーととらは草太郎にも戦いに参加するように叫んだ。
大体1人になるのが怖いとはなんだ。俺は今までずっと1人だったんだぞー?!
イライラしながらとらは、いや、そんなこともなかったか・・とふとある記憶を思い出す。
それは自分がかつて人間だったときに、親しくしていた姉弟との思い出だった。
なんだ、急に思い出したりなんかして・・。
その記憶に気を取られ、彼は妖怪たちが束になって向かってきたことにも一瞬気づかなかった。
しまった・・
だが眉をしかめたその時、妖怪たちが次々に倒れた。
唖然とするとらの目に、槍を振るう草太郎の姿が映った。
いつのまに覚悟を決めたのか、彼の瞳には闘志が宿り動きも冴えわたっていた。
ーそうして草太郎は妖怪たちをすべて倒し、みさおととらを救い出したのだった・・。
その後、草太郎はみさおはここに置いていって約束どおり戦おう、ととらに言った。
置いていくって・・一緒に行かないのか?
そう尋ねるとらに草太郎は、もう自分は人間ではいられないのだ・・と答えた。
彼の腕はすでに獣のものに変化を始めていた。
そう、彼が槍に取り込まれるときがついに来てしまったのだ・・。
それでいいのか・・?
とらは尚も尋ねる。すると草太郎の目から、わっと涙があふれだした。
良くないよ・・1人は寂しいよーーー!!
そう言って大声をあげて草太郎は泣いた。
と、そこへみさおを助けるために村から男たちの集団がやってくる。
彼らの声で、みさおは目を覚ました。
そして彼女は傍らにいる草太郎にすぐに気づいた。
妖怪になった姿を見られたくないーと慌てて草太郎は逃げようとする。
だがそんな彼にみさおは声をかけた。
自分はずっと草太郎のことを忘れたことなどなかった、と。もう一度顔を見せてほしいーと。
けれども草太郎には今の自分を見せることはできなかった。
彼はみさおの制止を振り切り、泣きながらとらと共に戦いの場を探し走るのだった・・。
そうしてー2人は山奥の見晴らしのいい場に出て、向き合った。
彼らは戦い、長い時間の後ーとらの体には深々と獣の槍が突き刺さった。
草太郎はとらがよけなかった気がして、なぜ・・と驚愕する。
するととらは、自分もお前のようだった時のことを思い出しちまったのさ・・と笑う。
それから彼は、槍は預かるから人間に戻れ、と草太郎に言った。
ちょうどいいタイミングだったんだ。今手放せば、人間に戻れそうだしな・・。
事実草太郎の見た目は段々人間のものへと戻りかけていた。
草太郎は礼を言い、お前はいい妖怪なんだな・・とつぶやいた。
そんないいもんじゃねえよ。
とらは笑いながら、自分も時機が来たらすぐにこんな槍から逃げてやるさ、と答えた。
そうさ、その時まで10年100年かかろうが、ただ待つだけさ・・。
それは少し退屈に思われた。
また一人になってしまうことに物足りなさもあった。
だが静かに槍と過ごしていると・・次第にとらは時間を忘れていった。
そうして・・本当にどのくらい経っただろう。
もはや彼にもわからなくなった頃、その扉は開かれた。
槍と共に蔵で眠っていたとらは、扉が開けられ陽光が入り込んできたことでその眩さに目を覚ます。
ふと彼は思い出した。草太郎が最後に言ったことを。
ーお前にもいつか、背後を守れる者が現れるかもなぁ・・。
そんなバカな奴がいるかよ・・。
思わず笑みを漏らしたその時、彼の目の前に1人の少年が飛び込んできた。
とらは呆れながらも、その少年に声をかける。
この槍を抜きな、小僧!
とらと獣の槍
今回はとらが草太郎と出会い、彼から獣の槍を預かる話でした。
最後の物語は、とらがうしおと出会うまでのお話でした!
とら、うしおと出会うまでに本当に色々な経験をしていたんですねー。
彼の性格がどのように築かれてきたのか、ここまでの話で見えてきましたね。
元々は悲しみと怒りに囚われていただろう心が、様々な人間との出会いによって和らぎ安らいでいった・・。
その様子が伝わってきて、とてもよかったです。
とらってやっぱり元の根は良い奴なんでしょうね。
だからどんな人間であっても一旦は話を聞き、理解しようとするのだと思います。
そしてそういう性質だからこそ、彼と関わった人間もいい方に変わっていくのではないでしょうか。
今回の主役は獣の槍の継承者でありながら泣き虫で臆病・・という男性草太郎でしたが、彼もまたとらとの出会いで人生が変わったタイプですね。
きっとこの後は彼なりに幸せに暮らせたのではないでしょうか。
とらは人間だったときに姉弟を救えなかったことを辛い思い出として胸に秘めているようだけど、その後にこれだけの人を救えてきたことにももっと思いを馳せてもいいのではないかなと感じました。
きっとあの姉弟も、そんなとらの姿を天国から微笑ましく眺めているんじゃないかなぁ。
そして今、うしおと出会い楽しく生きているとらを見て喜んでいるんじゃないでしょうか。
ジエメイやギリョウが最後にうしおに自分たちの命を託したように、現世では恵まれない境遇だった者たちはきっと後世を生きる者たちにより幸せになってほしいと願って逝くのだと思います。
だからとらがこうやって色んな人間と出会い変わっていく姿を見せるのが、何よりの供養になるのだよなぁと改めて感じました。
だからとらが今幸せで、本当に良かったなーともうしみじみ笑
きっとシャガクシャだったころのとらも、本音では人間のことが好きだったのでしょうね。
だからとらになってもこうして出会いに恵まれ、最終的には最高のバディを見つけられたのだと思います。
ちょっと獣の槍が刺さった経緯は本編で語られたのと違った気がしておや?となったけど、最後は最後でわくわくと未来に思いを馳せられる展開でよかったです。
そしてー藤田先生のあとがきがまたいいですよね!
皆幸せに過ごしたということで、これ以上の言葉はありません。ああ、よかったーと心の底から満足な気持ちになれた最後でした。
さて・・これで長かったうしおととらの物語もおしまいです。
この作品も大好きで、わたしの人生に大きく影響を与えたものなので、久々に読み返して改めて色々と考えるきっかけを作れて幸せでした。
藤田先生、今でもヒット作を生み出していて本当にすごい方ですよね!
また機会がああったら、彼の作品のレビューをしたいなと思っています。
明日からは別の作品のレビューを始めます。
またご縁があったら見に来ていただけると嬉しいです。
長い間お付き合いいただきありがとうございました!!
彼が今年は須磨子たちと幸せなクリスマスを過ごしていることを願ってやみません。
さて、いよいよ外伝も最終回。
最後の物語は誰が活躍するのでしょうかー?
感想です☆
第6話「永夜黎明」
※以下、ネタバレあり※
◎あらすじ◎
とらは思い出す。
あいつと会うまでは、ずっと暗黒の闇を漂っていたことを。
それが当然だと思っていたことを。
そう、あいつと出会うまではー
それは、うしおと出会うずっと前のことだった。
その頃のとらは妖怪の中でも無類の強さを誇り、毎日退屈な日々を過ごしていた。
そんなある日、彼は獣の槍を持つ青年と出会う。
だがその青年はなぜかひどく臆病で、とても槍を持つ器があるとは言えない人物だった。
実際青年も獣の槍など持ちたくないと言い、槍に半ば操られるようにして仕方なくとらの前に現れた始末だった。
とらは拍子抜けしながらも、青年と戦おうと拳を振るう。
しかし青年はその時、何かに気を取られたようだった。
彼の視線の先を追ったとらは、山に赤い提灯が複数灯っているのを見る。
その光は山童の人身御供の灯りだ・・と青年は話した。
そしてそれに彼の大事な人みさおが選ばれたことも・・。
説明しながらも、たまらず青年は山のほうへと駆けていく。
自分と戦うというのはどうしたんだー?!
困惑しながら、とらはその後を追う。
山までの道で、青年草太郎(そうたろう)は更に詳しいことをとらに明かした。
それによれば、彼とみさおはこの近くの村の出身で、互いに小作の家に生まれたのだそうだ。
草太郎は小さいときからのろまで意気地がなく、いつも周りの子供たちにいじめられているような子だった。
そんな中みさおだけはいつも彼を気にかけ、世話を焼いてくれたのだという。
いつしか草太郎はみさおに惹かれ、彼女に釣り合う男になりたいと考えるようになった。
そこで侍になれば彼女と結婚できるかも・・そう考えた草太郎は戦にも参加するようになる。
しかし生来臆病な彼は、戦場にはとことん向いていなかった。
何とか生き延びたものの、彼は常に恐怖に怯えていた。
そんな最中に偶然出会ったのが、獣の槍だったのだー。
槍はなぜか草太郎を持ち主に選び、それ以来彼らは妖怪退治に精を出すようになった。
槍を使うごとに、自身の魂が削られていることに草太郎は何となく気づいていた。
だがそれでも1人になるよりは、ずっと怯えて暮らすよりはましだーと彼は槍を使い続けるのをやめなかった・・。
事情を聞いたとらは、草太郎が段々と化物に近づいてきていることに気づく。
つまり彼の体はもう限界に近いのだ・・。
それでも草太郎はみさおを救うため、山へと入っていくのだった。
山の中では、みさおが神に向けて祈りをささげていた。
だがそこに、彼女を食らおうとする妖怪が現れる。
そのあまりの恐ろしさに、みさおは悲鳴をあげた。
しかし彼女を助ける者などあるはずもなく、やがて彼女はあきらめて食われるのを待った・・。
とそこに、草太郎ととらがやってきた。
草太郎は妖怪を見て恐怖に怯み、更にみさおが囚われているためになかなか手を出すこともできなかった。
しびれを切らしたとらは、代わりに妖怪たちを殴り飛ばす。
その間に草太郎はみさおを取り返し、彼女を強く抱きしめた。
だが妖怪たちのほうが数は多い。このままではやられてしまうーととらは草太郎にも戦いに参加するように叫んだ。
大体1人になるのが怖いとはなんだ。俺は今までずっと1人だったんだぞー?!
イライラしながらとらは、いや、そんなこともなかったか・・とふとある記憶を思い出す。
それは自分がかつて人間だったときに、親しくしていた姉弟との思い出だった。
なんだ、急に思い出したりなんかして・・。
その記憶に気を取られ、彼は妖怪たちが束になって向かってきたことにも一瞬気づかなかった。
しまった・・
だが眉をしかめたその時、妖怪たちが次々に倒れた。
唖然とするとらの目に、槍を振るう草太郎の姿が映った。
いつのまに覚悟を決めたのか、彼の瞳には闘志が宿り動きも冴えわたっていた。
ーそうして草太郎は妖怪たちをすべて倒し、みさおととらを救い出したのだった・・。
その後、草太郎はみさおはここに置いていって約束どおり戦おう、ととらに言った。
置いていくって・・一緒に行かないのか?
そう尋ねるとらに草太郎は、もう自分は人間ではいられないのだ・・と答えた。
彼の腕はすでに獣のものに変化を始めていた。
そう、彼が槍に取り込まれるときがついに来てしまったのだ・・。
それでいいのか・・?
とらは尚も尋ねる。すると草太郎の目から、わっと涙があふれだした。
良くないよ・・1人は寂しいよーーー!!
そう言って大声をあげて草太郎は泣いた。
と、そこへみさおを助けるために村から男たちの集団がやってくる。
彼らの声で、みさおは目を覚ました。
そして彼女は傍らにいる草太郎にすぐに気づいた。
妖怪になった姿を見られたくないーと慌てて草太郎は逃げようとする。
だがそんな彼にみさおは声をかけた。
自分はずっと草太郎のことを忘れたことなどなかった、と。もう一度顔を見せてほしいーと。
けれども草太郎には今の自分を見せることはできなかった。
彼はみさおの制止を振り切り、泣きながらとらと共に戦いの場を探し走るのだった・・。
そうしてー2人は山奥の見晴らしのいい場に出て、向き合った。
彼らは戦い、長い時間の後ーとらの体には深々と獣の槍が突き刺さった。
草太郎はとらがよけなかった気がして、なぜ・・と驚愕する。
するととらは、自分もお前のようだった時のことを思い出しちまったのさ・・と笑う。
それから彼は、槍は預かるから人間に戻れ、と草太郎に言った。
ちょうどいいタイミングだったんだ。今手放せば、人間に戻れそうだしな・・。
事実草太郎の見た目は段々人間のものへと戻りかけていた。
草太郎は礼を言い、お前はいい妖怪なんだな・・とつぶやいた。
そんないいもんじゃねえよ。
とらは笑いながら、自分も時機が来たらすぐにこんな槍から逃げてやるさ、と答えた。
そうさ、その時まで10年100年かかろうが、ただ待つだけさ・・。
それは少し退屈に思われた。
また一人になってしまうことに物足りなさもあった。
だが静かに槍と過ごしていると・・次第にとらは時間を忘れていった。
そうして・・本当にどのくらい経っただろう。
もはや彼にもわからなくなった頃、その扉は開かれた。
槍と共に蔵で眠っていたとらは、扉が開けられ陽光が入り込んできたことでその眩さに目を覚ます。
ふと彼は思い出した。草太郎が最後に言ったことを。
ーお前にもいつか、背後を守れる者が現れるかもなぁ・・。
そんなバカな奴がいるかよ・・。
思わず笑みを漏らしたその時、彼の目の前に1人の少年が飛び込んできた。
とらは呆れながらも、その少年に声をかける。
この槍を抜きな、小僧!
とらと獣の槍
今回はとらが草太郎と出会い、彼から獣の槍を預かる話でした。
最後の物語は、とらがうしおと出会うまでのお話でした!
とら、うしおと出会うまでに本当に色々な経験をしていたんですねー。
彼の性格がどのように築かれてきたのか、ここまでの話で見えてきましたね。
元々は悲しみと怒りに囚われていただろう心が、様々な人間との出会いによって和らぎ安らいでいった・・。
その様子が伝わってきて、とてもよかったです。
とらってやっぱり元の根は良い奴なんでしょうね。
だからどんな人間であっても一旦は話を聞き、理解しようとするのだと思います。
そしてそういう性質だからこそ、彼と関わった人間もいい方に変わっていくのではないでしょうか。
今回の主役は獣の槍の継承者でありながら泣き虫で臆病・・という男性草太郎でしたが、彼もまたとらとの出会いで人生が変わったタイプですね。
きっとこの後は彼なりに幸せに暮らせたのではないでしょうか。
とらは人間だったときに姉弟を救えなかったことを辛い思い出として胸に秘めているようだけど、その後にこれだけの人を救えてきたことにももっと思いを馳せてもいいのではないかなと感じました。
きっとあの姉弟も、そんなとらの姿を天国から微笑ましく眺めているんじゃないかなぁ。
そして今、うしおと出会い楽しく生きているとらを見て喜んでいるんじゃないでしょうか。
ジエメイやギリョウが最後にうしおに自分たちの命を託したように、現世では恵まれない境遇だった者たちはきっと後世を生きる者たちにより幸せになってほしいと願って逝くのだと思います。
だからとらがこうやって色んな人間と出会い変わっていく姿を見せるのが、何よりの供養になるのだよなぁと改めて感じました。
だからとらが今幸せで、本当に良かったなーともうしみじみ笑
きっとシャガクシャだったころのとらも、本音では人間のことが好きだったのでしょうね。
だからとらになってもこうして出会いに恵まれ、最終的には最高のバディを見つけられたのだと思います。
ちょっと獣の槍が刺さった経緯は本編で語られたのと違った気がしておや?となったけど、最後は最後でわくわくと未来に思いを馳せられる展開でよかったです。
そしてー藤田先生のあとがきがまたいいですよね!
皆幸せに過ごしたということで、これ以上の言葉はありません。ああ、よかったーと心の底から満足な気持ちになれた最後でした。
さて・・これで長かったうしおととらの物語もおしまいです。
この作品も大好きで、わたしの人生に大きく影響を与えたものなので、久々に読み返して改めて色々と考えるきっかけを作れて幸せでした。
藤田先生、今でもヒット作を生み出していて本当にすごい方ですよね!
また機会がああったら、彼の作品のレビューをしたいなと思っています。
明日からは別の作品のレビューを始めます。
またご縁があったら見に来ていただけると嬉しいです。
長い間お付き合いいただきありがとうございました!!
コメント