前回、冴えない探偵業を営むビリー。
彼は偶然引き受けた依頼によって、きな臭い事件に巻き込まれてしまいますー・・。

事件の裏に潜んでいるものとは?!
感想です☆



第2話「真実の夜」




※以下、ネタバレあり※




◎あらすじ◎

妻は、自分は夫コステロを殺していないーと主張した。
ビリーはもっと話を聞きたかったが、また何者かが彼らを襲撃してきた。
仕方なくビリーは妻を連れ、夜の街をさまよう・・。

その道中、妻は男たちをたぶらかしていたのは皆夫に頼まれたことだったのだーと明かした。
そして夫がビリーに妻の素行調査を頼んだのは、彼女が誰かに襲われないよう見張らせるためだったとも・・。

妻とコステロは、ある男性の紹介のもとに知り合った。
その男はある機関に所属していて、2人もまた機関の中に組み込まれていたのだ。

その機関とは別に新しくできる機関があり、その機関が妻に御曹司に接触するように命じた。
そして彼女はなぜその任務が必要なのかわからないまま、言われるままに仕事についていたのだという・・。

ただ1つ、妻はある言葉を聞いていた。
「あの一家がいずれアメリカを滅ぼす」
それを聞いたビリーは首をひねったが、その時殺気を感じて彼は振り返る。

間一髪というところで彼は敵の攻撃をよけ、逆に思いっきり投げ技を決めてみせた。
体を打ち付けのびた敵の顔から帽子を奪ったビリーは、その下に現れた顔を見て驚く。

なんとビリーを襲ったのは、ソ連のスパイのバレシニコフだったのだー。
ということは・・ビリーはこの騒ぎに乗じて逃げ出そうとする妻を見やる。
この女もグルかー!!

どうやらこの事件にはアメリカとソ連の因縁が大きく関係しているらしい・・。
ビリーはこれをヒントに、コステロ殺しの犯人を探ろうとするー・・

ーそこまで描いたところで、この作品の作者であるケヴィンは頭を抱えた。
全部スパイのせいで終わりなんて、やっぱり短絡的じゃないか・・?
彼はそのモヤモヤを祓うことができず、これ以上筆を進めることができないでいた。

担当に相談してもアシスタントに愚痴っても、皆このままでいいのではないかとしか言わない。
仕方なくケヴィンは一旦筆を置き、一息入れることにする。

その時だった。
部屋のベルが鳴り、彼は訪問客に対応した。

客はなんと警察で、ケヴィンの部屋でしばらく張り込みをさせてほしい、といきなり押し入ってきた。
相手は向かいの部屋に住む男。どうやらソ連のスパイらしいと聞いて、ケヴィンはまたか・・と大きなため息をついた。

皆ソ連のスパイの妄想に取り付かれている・・。
彼はもはや集中することができず、警察にぶちぶち文句を並べた。

すると机の上に広がる原稿に気が付いた刑事の1人が、これはビリーバットの漫画じゃないか!と歓声をあげた。
どうやら彼はこの作品のファンらしい・・。
俄かに気分が良くなり、ケヴィンは少し顔をほころばせる。

そこにもう1人の刑事もやってきて、興味深そうに原稿を眺めた。
彼は年配の者らしく、漫画はあまり読まないらしい。
だがビリーを見た彼は、ん?と眉をひそめた。

このキャラ・・見たことがある・・。
急に老刑事がそうつぶやいたので、ケヴィンはぎょっとした。
ビリーは間違いなく彼が生み出したキャラだ。盗作などとケチをつけられてはたまらない。

しかし老刑事は、確かにこのキャラを日本で見たことがあるーと譲らなかった。
日本・・?
思いもかけない地名が出てきて、ケヴィンは戸惑いながらも興味を惹かれていくのだった・・。




















漫画家ケヴィン

今回はビリーバットの作者、ケヴィンが登場した回でした。
なるほど、ビリーバットは漫画作品だったのか!
いわゆるアメコミという奴ですよね。

しかしその連載はあまりうまくいっていないようで、どうやらこの時代はそんなに作者に権限がなかったのかな。
戦時中のようでもあるので、内容などは厳しく定められてたのでしょうね。ケヴィンは自分の描きたいように描けず、フラストレーションを抱えています・・。

そんな彼の元にやってきた2人の刑事。
その中の1人が、ビリーを日本で見たことがある、と言い出すからさあ大変。
一気に物語が進みだす予感がし始めました。

おそらくケヴィンはこの後日本へ行くのでしょう。
そしてそこで、自分と同じようなキャラを生み出した漫画家を探すのかなーと。
これがこの物語の骨子ですかね。

まだ国同士の移動も大変な時代でしょうから、そんなときに2つの違う国で同じキャラが生まれているというのは明らかに妙です。
きっとケヴィンも知らないところで、何かおかしな事態が起きているのでしょうね・・。
それがどんなものかはまだわかりませんが、陰謀の匂いがするーこういう展開、好みです。

2つの国のビリーは、どんな波乱をこの先生んでいくのかー
引き続き見守っていきたいと思います。
しばらくは見の姿勢が大事ですね!






というわけで、次回はビリーの謎を探りにケヴィンが日本へ向かう話でしょうか。

自分の好きなように物語が描けず、スランプ気味の漫画家ケヴィン。
そんな彼の元に舞い込んできた事件ーそれは彼が描いたビリーと同じキャラの漫画が日本にも存在するというもの。

2つのビリー。
この事実は、ケヴィンをどんな運命に巻き込んでいくのでしょうかー?

次回も楽しみです☆