前回、2匹のコウモリについて調べるために日本を訪れたケヴィン。
彼はそこで旧友と再会し、更に見知らぬ老人からコウモリについての情報を得ることに成功します。

コウモリの入れ墨を持つ男は、ケヴィンの欲しい情報を持っているのでしょうかー?
感想です☆



第4話「コウモリの古文書」




※以下、ネタバレあり※




◎あらすじ◎

老人から入れ墨の男が通っていた銭湯を教えてもらったケヴィンは、早速その辺りで聞き込みを始めた。
すると1人の老人が、息子のことだろうか・・と話を聞かせてくれた。

だが彼の息子は戦争に行ってしまい、そのまま行方知れずなのだという・・。
仕方なく挨拶をして帰ろうと考えたケヴィンだが、老人は最後に気になることを言った。
息子は以前こう言っていたというのだ。

ー自分の彫ったコウモリはいいコウモリだが、もう1人が彫ったコウモリは悪者だ。

その意味はわからなかったが、何か大事な言葉のようにも思えた。
そうして家を出たケヴィンを、漫画をあげた少年がまた待っていた。
彼はメモ紙を持っていて、そこにはOSSまで来るようにーとチャーリーという人物からのメッセージが記されていた。
少年に場所を聞き、ケヴィンはOSSへと急ぐ。

そこではチャーリーがすでに待ち受けていた。
彼はOSSー戦略諜報室にケヴィンを連れていくと、膨大な資料の山を見せる。

それはこの前チャーリーがケヴィンに話した、中身を吟味するために集められた古文書だった。
チャーリーはその中に、ケヴィンが探しているものがあったと話し、その資料も見せてくれる。

その本には、黒蝙蝠写本という題がつけられていた。
チャーリーはページをめくっていき、見せたかったシーンを指さす。
その先を見たケヴィンは、あっと息を呑んだ。

そこには確かにーケヴィンのコウモリと酷似したコウモリの絵があった。
驚きに言葉が出ない彼に、少し話をしようとチャーリーは声をかける。
そうして2人は本を持ったまま、1件の酒場に移動するのだった。

そこでチャーリーは、ケヴィンはきっと日本にいた頃にこの本を見たのだ、と力説した。
覚えていないだけで、ぱっと見た可能性はあるー

そう言われケヴィンは必死に記憶を巡らせた。
だが記憶に出てきたコウモリは、なぜか別の場所で見たものだけだった。
その意味を考え、ケヴィンはしばらく黙考する・・。

すると酒を呷っていたチャーリーが、このことがばれたらまずいよなぁ・・と言いだした。
顔を上げるケヴィンに、彼は挑発するような目を向けて顔を近づける。
そして小声でささやいた。
金を払えば、このことは黙っていてやる・・と。

すっかり態度の変わったチャーリーの様子に、ケヴィンは愕然とした。
彼は必死に自分は絵を盗んでいない、と主張する。
だがチャーリーはそんなことはどうでもいいと一蹴し、自分が黙っているかどうかが重要なのだ・・と下卑た笑みを浮かべる。

このままでは、自分は盗作漫画家になってしまうー・・。
ケヴィンはどうすべきか必死に頭を巡らせた。
酒がその混乱を更にかき回し、やがて彼は意識が遠のいていくのを感じるー

そうして目を覚ましたとき、彼はコウモリの夢から醒めた。
その夢でコウモリは、チャーリーを口封じに殺してしまえ、としきりに囁いていた。

自分はこれからどんどん人気が出て、大金持ちになる。そうなったら、ケヴィンランドだって建てられるかもしれないんだぞー?

その声がまだ頭の中を巡っているように感じ、ケヴィンは重い体を起こした。
その時、彼は気付く。
目の前にチャーリーの息絶えた姿があることにー・

彼は胸から真っ赤な血を流し、絶命していた。
何があったのかわからない。
ケヴィンは恐怖し、後ずさりながら悲鳴をあげるのだった。




















日本のコウモリ

今回はケヴィンがコウモリについて調べるなかで、自分の絵とそっくりなコウモリを見つけた話でした。
これで日本にもコウモリがいることは確定ですね!後はケヴィンがこれとどう関わっているのか・・か。

記憶の混濁もあるようだし、何かこのコウモリに関して事件でもあったのでしょうか。
ケヴィンは何を忘れているのかー引き続き見ていきましょう。


コウモリの入れ墨について調べていたケヴィン。
しかしそっちは調査が行き詰まり、彼はチャーリーに呼ばれて古文書の集まるOSSに連れていかれます。

そこでチャーリーから、コウモリの絵を見せられるケヴィン。
そこにはたしかに彼のビリーとそっくりなコウモリの絵がありました。
ケヴィンは見覚えがないようだけど、これはどういうことなのでしょう・・。

その後記憶を巡らしても、コウモリに関しては別の場所での記憶がよみがえったりで、どうも不可思議なことが続きます。
ケヴィンは記憶を一部失っているのか?だとしたら、彼はその時何を見たのか?
新たな謎が次々浮かんできますね・・。

更にそんな彼を脅し、金を得ようとするチャーリー。
日本に来て一番に頼った旧友に裏切られるなんてショックですよね。
戦後だから物入りなのかもしれないですが、下衆な笑みには嫌気がさしました。
人の悪意を目の当たりにするの、しんどいなぁ・・。

どうすべきか逡巡するケヴィン。
彼は酒を飲んでいたこともあり、その後一時的に記憶を失ってしまいます。
これ、怪しいな。コウモリの絵を見たことあるような描写があったけど、その時も酒を飲んでいたのかもしれませんね。

夢の中でビリーと対峙するケヴィン。
殺してしまえー
そう唆されて目を覚ました先にいたのは・・殺されたチャーリーでした。

ケヴィンがチャーリーを殺したのか。それとも他の誰かがやったのか・・。
どっちにしろ、状況は最悪です。このまま警察が来れば、まず間違いなくケヴィンは容疑者最有力、追われる身となってしまうでしょう。

この窮地から、ケヴィンはどう脱出するのか。そしてコウモリの謎は・・。
状況が悪くなったのでこのままコウモリについて調べ続けられるのかも未知数となってきました。
本当にこの先の展開が読めない・・。

お尋ね者となってしまうのか、容疑を晴らして調査を続けることになるのか、はたまたアメリカに戻るのか・・
とりあえず次回のケヴィンの行動を注視しましょう。
彼が殺していないといいのですが・・。





さて、次回はケヴィンがチャーリーの死に対処する話でしょうか。

目を覚ましたら、チャーリーの死体を見つけたケヴィン。
彼が殺したのか、別の誰かの犯行なのか・・何もわからないまま、事態は最悪な方向へと動き出してしまいました。

このままケヴィンはコウモリの件を調べ続けることができるのでしょうかー?
磁界も楽しみです☆