前回、銀行総裁の下山が失踪。
彼は轢死体となって見つかります・・。

一方事件が起きた頃、突如姿を消した漫画家。
ケヴィンの元には、彼が描いた原稿だけが残されー?!

感想です☆



第8話「符号」




※以下、ネタバレあり※




◎あらすじ◎

下山(しもやま)の遺体は司法解剖に回された。
その結果わかったことには、彼は死んだ後に線路に放置されたということだった。

ということは、自殺ではなく他殺ということになる・・。
更に死体から血液が確認されなかったことから、生前に暴行が加えられ全身の血が抜かれていたこともわかった。
警察の説明を受けながらスミスは、それならなぜ自殺説が出ているのだ・・?と眉をひっそめる。

その理由は、一課の刑事たちが自殺だと判断したことにあった。
実は下山が当日の午後6時から8時過ぎまで線路の付近を歩いていたという目撃情報が多数寄せられていたのだ。

下山は最近国鉄の人員整理の件で、矢面に立たされていた。
そのストレスは相当なものだっただろうし、彼を恨む人間も多かったことだろう。
つまり自殺でも他殺でも、どちらも大いに可能性があるのだー
刑事の説明に、スミスはその他にも理由はあるがな・・と1人つぶやく。

と、そこへもう1人有力な証言者が現れたとの報告がもたらされた。
刑事とスミスは顔を見合わせ、さっそくその証言者である焼き鳥屋の店主の元へと向かうのだった。

取調室で、3人は顔を合わせた。
焼き鳥屋の店主はケヴィンとチャーリーの死体の偽装工作をした男で、自ら警察署へ出頭してきていた。

彼は5日前に死体のようなものを運ぶ男性2人の姿を見た、と証言する。
刑事はそんな前の話かーと失望を露わにしたが、店主は気にせずその時の様子を雄弁に語る。

それを聞いていたスミスは、顔は見ていないのか?と店主に尋ねた。
店主は、1人だけなら見えた・・と答え、刑事たちは念のために似顔絵を作成することにする。

そうして店主の証言によって出来上がった似顔絵を見て、スミスは眉を動かした。
そこに描かれていたのは、間違いなくケヴィンの顔だったからだー。

刑事たちは彼を重要参考人として探そう、と話し合った。
スミスはその提案に何も言わなかったが、代わりにじっと店主の顔を見つめるのだった・・。


漫画家邸ー
ケヴィンは彼が残した原稿を夢中で読んだ。

そこには下山総裁が轢断死した事件が描かれていた。
ケヴィンはさっきテレビでそのニュースを見たので、これが現実に起きたことを知っていた。
だが腑に落ちないことがある。
どうして漫画家先生は、この事件を前日に原稿にすることができたのだー?

更に下山の事件は、自分が数日前に起こしたチャーリーの事件に酷似していた。
なぜだ・・何かの陰謀なのか・・?
彼はまた自分がしたこと、そしてこれからの自分のことを考えて嗚咽を漏らす。

しかし泣いていても仕方ない。
漫画家先生は彼に逃げるように言った。
だがどこへ行けばいい・・?

ケヴィンは悩み、いっそ自首してしまったほうが楽になれるのではないかーとすら考えた。
だがその時、警察が門を叩く音がした。
その音に、とっさにケヴィンは窓から飛び出してしまう。

そのまま原稿を抱え、ケヴィンはタクシーを捕まえ乗り込んだ。
とりあえず原稿どおり日本橋4丁目の交差点まで行こう・・。
彼は漫画家先生の描いた内容を参考に行き先を告げる。

そうして着いた先は、まさに原稿に描かれたどおりの光景だった。
困惑し茫然とその辺りを眺めるケヴィンは、ふと目の前のビルから来栖(くるす)が出てくるのに気付く。

なぜ彼がここに・・?!
ケヴィンは咄嗟に身を隠しながら、来栖の動きを目で追うのだった。




















自殺か他殺か

今回は下山の事件の調査が進むなか、ケヴィンが原稿に沿った行動を始めた回でした。
いやー・・ケヴィン、その行動はよくないんじゃないかな。なんだかどんどん深みにはまっていっている気がして心臓に悪いです。

ここで来栖と鉢合わせるのも、良い方向に行くとは思えません。
このままケヴィンはお尋ね者となってしまうのでしょうかー・・。


銀行の頭取が死体で見つかったとなり、急ぎで捜査が進められる警察。
スミスもそこに加わり、事件についての調査を刑事と共に行います。

下山は自殺か他殺かー
どっちの可能性も取りざたされるなか、現れた新たな証言者。
なんとその人物は、ケヴィンとチャーリーの死体の偽装工作をした焼き鳥屋の店主でした。
彼もこの陰謀に関わっていたのかー。

そこでケヴィンに不利な証言を語る店主。
初めからそのつもりでケヴィンにも協力したのでしょうか。となると、彼こそが下山事件に関わっている可能性が大ですね。
そもそも来栖を呼んだのも彼かもしれないし、この店主は一体何者なのでしょうか。

チャーリーが彼の店を選んだのも、もはや偶然とは思えなくなってきましたね。
チャーリー、店主、そして来栖が共産主義者の側なのかな?
来栖も再登場したし、そろそろ彼らの身の上も明らかになってきそうですね。

で、彼の証言によって重要参考人となってしまったケヴィン。
チャーリーのことで薄暗い面があるので、いざ捕まったらケヴィンは不利な立場となってしまうでしょう。
ここからは絶対に警察に見つかってはならなくなってしまいましたね。

スミスだけは何か思うところがあるようですが、彼が味方なのかもわからず・・。
今の状況は、かなりケヴィンにとって不利です。
というより、どんどん悪い方に向かっています。このままだと彼が容疑者となる日も近いかも。。

とにかく今は1人でも味方を見つけたいところですが、この状況では誰も信用できませんよね。
そんな中での来栖との再会ーこの機会はケヴィンにとってどんな影響をもたらすのでしょうか。

漫画家先生の安否も気になるし、コウモリの謎も一向に解明されないし、回を追うごとにドキドキモヤモヤが増えていくばかりです。
そろそろ何かすっきりする展開が欲しい・・。
面白いけど、このままだと心臓がもちませんからね笑 頼みますよ。。







さて、次回はケヴィンが来栖と再会する話でしょうか。

漫画家の原稿のとおりに日本橋を訪れたケヴィン。
そこで彼は来栖の姿を見つけますー。

一連の事件に来栖は関わっているのか?ケヴィンを取り込もうとする陰謀は誰の策略なのかー?
次回も楽しみです☆